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「なんとなく?速くない。」
の故障探求!?


2014/09/16


この夏の間。ずっと悩んでいた、なんとなく遅い件。
やっと解決したような気がするので、更新したいと思います!?

そこまでの経過を、みんカラのリンクを併用しながら、書いてみたいと思います。

2014/06/10  ある日の出来事。

前を走るCHOP号に追いつけないので発覚した、エンジンの不調?
峠を走った時に、変な音がしてレスポンスが悪くなったので、きっとタービンが不調なんだろうと思っていた。

5月には割れたエキマニも新品にしたし、eiichitokuの支援により、サポートパイプのクラックも溶接で修理したしなんで???

2014/07/17  部品キタ! BILLET WHEEL GT2871 Trim56

アメリカのサイトで注文したら、なぜか?台湾から届いたタービンのコンプレッサーブレード

ビレット製のブレードは、軸になる円錐状の部分が細くなっている分、羽の面積が大きいので、流量が高くなっています。
それに、手で持つとかなり軽量!タービンの応答性が向上するのは間違いない!
羽の長さが全部同じなのをフルブレード。 純正のように、羽の低い物が交互に入っているのをハーフブレードと言います。 フルブレードは、低速からよく空気を取り込むので立ち上がりが良いけど、高回転は逆に抵抗が大きくなって吸い込みにくい。 ハーフブレードは、低速は弱いけど、高回転の時に空気抵抗が少ないので吸入効率が高い特徴を持っています。

ハネの高さも若干ながら延長されていて、純正のハネよりも10%程度ですが高風量だとか?

タービンがよれて、コンプレッサーブレードが欠損していると踏んでいたのですが・・・。



2014/07/21 BILLET WHEEL GT2871 Trim56に交換してみた。


この日もeiichitokuさんをお迎えして、タービンブレードの交換を行いました!
この季節の炎天下DIYは、かなりキツイですね・・・。

タービンを外してコンプレッサーハウジングを外しても、なんともないタービンブレード・・・。
でも、せっかく部品を用意しているので交換します。
ビレットコンプレッサーホイールが、キャスト製の純正ホイールより軽いので、レスポンスは良くなるはず!?

軸穴にビレットコンプレッサーホイールが入らないという、微妙なトラブルもありましたが、軸穴をサンドペーパーで広げ?
シャフトに挿入。

この後試乗に行くのですが、なんか変・・・。
全く速くないので、すぐに走行をあきらめるのでした。

よく考えたら、ココからエキマニとサポートパイプのガスケットが一気に吹き抜けたのかも知れません。
HKSのGRFエキマニに付いてくるガスケットは、ウ●コなのかも知れません。


2014/7/28 BILLET WHEEL 交換後の話 AVCS再点検

タービンを外したら特に異状無く、ついでにコンプレッサーホイールを交換しても変化が無いどころか、余計に変だったなべ号。
タービンが元気に回らないのは、排気漏れとか、バルタイの影響だと思い、デュアルAVCSを再確認することに・・・。
エキマニが近い、1番3番のEX側のオイルコントロールバルブが、動作していないのを確認できたので、コレではないかと?
熱で炙られていて接触不良したのか、ハーネスに信号が来ていなかったので、取り回しを変更したら、オシロスコープで確認したら信号が来ていました。一時的かも知れないけど直ってしまいました。

でも、AVCSアクチュエーターがカチカチ言っていないので、念のためアクチュエーター(OCV)を交換してみることに。




2014/08/08 AVCSアクチュエーター(EX側)の交換してみました。

部品がすぐ来たので、速攻で交換!
交換前に、キーONでカチカチ言うのか確認したら、今度はカチカチ言っていました・・・。
手元に部品があるので、交換してみても大きな変化は当然無く・・・。



2014/08/14  緊急会議

この時に、ボンネット開けてアイドリングしていると、若干排ガスの匂いがしたので、排気漏れがありそうだと思ったが、漏れているところは不明のまま。
その時来ていたぎゃんぐ君の車は、誰が聞いても排気ジャジャ漏れだったので、その音からすると全然漏れていないようでしたけど・・・。
ハーフムーンレンチ!素敵でした!?

その後、お仕事や所用で忙しくなり、放置プレー実施。
走れば走るほど、ぱっと見て分かる程度の排気漏れの痕跡や、もう少し酷くなって不具合箇所の確認もしやすくなるまで放置を決め込みます!?



ここまでの前振りがあって?
9月某日の話。


急に時間が出来たこともあり、一度タービンを降ろしてみようと思って、タービンを取り外してみました。
この分解で不調の原因が不明だった場合は、全く同じタービンである、GT2835-56TのGC用中古タービンを手に入れていましたので、そいつに交換してみるのが良いかな?なんて思いまして。

いつものごとく?ダラダラとタービン降ろし。
慣れたもので、1時間ちょいあれば降りますね。
サポートパイプのボルト引っこ抜いたら出ました!
ガスケットぶっ飛んでいます!!!
おまえかよ!
これは、HKSのエキマニに付いて来たガスケットです!
死ぬの早いやろ!
一応、車から降ろして再確認。
ウエストゲートバルブも、きっちり閉じております。
変なところはありませんでした。
フルブレードのハネも全く欠けも無く、
ずっとクルクル回ります。
あぁ!うっとり!?
見つけた不具合1
ミッションのペラシャ側オイルシールちょい漏れ・・・。
まだ、拭き取るだけで車検はいけるくらい?
次回ミッションオイル交換時にでもやりますかね?
見つけた不具合2
ペラシャのボルトが1本無くなっていました・・・。
早急に用意しなくては!!!

タービン降ろす過程で判明したのですけど、
サポートパイプのガスケットが、ぶっ飛んでるし!
HKSのエキマニに付いて来た奴なんですけど、メタルじゃないからなのか、耐久性が微妙ですよね・・・。
ここは、純正のメタルが良いと思いました。
フロントパイプも外れていたので、ついでにタービン降ろしてみることにしました。

降ろして各部を点検するも、特に異状は無し。
今回の分解で発見した不具合は、サポートパイプとエキマニ間のガスケット抜けだけでしたが、どっちのタービンを載せるのか・・・。

やっぱり・・・。
フルブレードのGT2835-56Tで♪
ビレットコンプレッサーホイールの実力?である、10%風量UPも味わってないですからね。
もう一度、がんばってもらいます!
AMMYさんにお手伝いいただきながら、
タービン組み付け。
AMMYさんが、4WDターボ車に乗って?
お手伝いに来てくれました!早くマシンが欲しいですね〜。

その日の深夜。
某道の駅まで、移動する道中。ブーストがキッチリ掛かる事を確認。
でも?ブーストコントロールが変?

まぁ、アクチュエーター周りを分解したので、ブーコンオフの初期設定が狂ったのでしょう!
なんて軽く考えていました。
待ち合わせたAMMYさんと談笑しながら、エンジンが少し冷えるのを待って、アクチュエーターロッドを引っ張って見ることに。
AMMYさんのドライブ用のお車?である、
プジョー307cc S16
カタログでは177ps/7000rpmらしいです!
純正形状のサスキットで、車高ダウン済み。
おしゃれ〜です!
暗いところで、アクチュエーターの調整。
ついでに、アクチュエターホースの向きを
変更しておきました。

アクチュエーターを引っ張ってみた結果。
ほとんど変化ありません!
これは、EVC6が故障しているのではないかと。

ためしに、ブースト200KPAに設定しても、ブーコンOFFにしてもブーストの掛かり方に変化が無いのですわ。
新しいのにもう壊れたか!と思い、保証書探したら、保証期限を過ぎていて年月の流れの速さを実感・・・。
1年間しか保障しないのですね・・・。

自分の車はあきらめて、AMMYさんの307CCを運転させてもらって峠ドライブを楽しみました♪
なべ管理人が助手席に乗り込んでエンジンかけたら、ブロアーファンがゴッツイ音と共に噛みこんで死亡して、エアコン風が出なくなたのには笑いましたが・・・。(小さいオッサンが乗り移ったようです!?)

その次の作業日。
停車状態でフルブールトを掛けて確認することにしました。
エアコンプレッサーの圧力を、疑惑のEVC6に掛けてテストすれば、安全です!?

ここでおさらいです。
アクチュエーター式のタービンは、タービンに付いているアクチュエーターが動きまして、タービンブレードに当たる排気ガスをバイパスすることで、タービンの回転数を抑えてブーストを下げる働きをします。
そのアクチュエーターの動きを制御して、設定ブーストになった瞬間に、アクチュエーターに圧を掛けてブーストを下げる働きをしているのがブーストコントローラーとか純正ソレノイドなんです。

圧をEVCに掛けた上で、アクチュエーターロッドの動きを目視できれば良いのですが、普通は走行中には見えませんからね〜。

要するに、
・加える圧力!  アクチュエーターの設定ブースト  EVC設定ブースト
ロット動かず。

アクチュエーターの設定ブースト  加える圧力!  EVC設定ブースト
ロッド動かず。
アクチュエーターの設定ブースト  EVC設定ブースト  加える圧力!
ロッドが動く!


と言うのを確認すればOKなんです。
ブーストを走って確認するのも良いけど、現実的に昼間は無理!?って事で安全に安全に♪

画像で見ても、よくわからないと思いますので、下記のイラストで!?
イラストで表すとこんな感じ。(フィルターは省略しています。)
赤いホースは、通常サージタンクとか、タービン出口付近の圧力取り出し口付近に刺さっています。
細い口は、EVCの圧力計に入力されているので、三又を入れて同じ圧力を掛けます。

コンプレッサーに繋いで、タンク内圧力0の状態からスイッチオン!
エアダスターのガンを握って、ブースト圧?を送ります!

すると!ブースト圧が高まってきて、アクチュエーターが開きます!
設定ブースト付近まで、アクチュエーターが動かないかを目視で確認すればOKなんですね。
エアーでEVCに圧を掛けて、どのように制御しているのか目視で確認します。
アクチュエーター単体は、サージタンクに直挿しした時100kpaくらいで開く設定でした。

試して見ると、EVCの設定を150kpaに設定していても、
90kpaくらいから、
アクチュエータロッドが伸びて、ダメダメです。

まったく、150kpaまで粘ろうとする根性がありません。


さっきの話を引用すると、

加える圧力!  アクチュエーターの設定ブースト  EVC設定ブースト
ロット動かず。

アクチュエーターの設定ブースト  加える圧力!  EVC設定ブースト
ロッドが動く!
アクチュエーターの設定ブースト  EVC設定ブースト  加える圧力!
当たり前にロッドが動く!


となっていました。

EVCのステッピングモーターのニードルにゴミでも噛んでるのかね???
ブースト切り替えの、A,B,Cどのモードでも、全滅でした・・・。

と言うわけで、EVC6を保証が切れているのをいいことに分解します!
キャップボルトを緩めて、臓物拝見♪
「ぱかっとな。」
ゴミとか、オイルとか全く混入無し!
さっぱりわからなくなたので、再びフタ。
外した瞬間も、ニードル固着も無かったように思う。

やっぱ壊れているんですかね?
内部のステッピングモーターは、ブースト掛けると「ブリブリ」とバイブしているので、全く動いていないわけでは無いようです。

ダメ元で、設定値をフルリセット!

適当に、再度初期設定をして150Kapのブースト圧をEVCに入力して、同じテストをすると!!!
アクチュエーターの設定圧に達すると、ブーコンがブリブリとバイブして、アクチュエーターロッドも小刻みに動いて、ブースト圧に耐えている!
EVCの設定圧である150kpaになったところで、「グイ!」っと、アクチュエーターロッドが一気に伸びる!

「うぉ?ちゃんと動いてるっぽい?」

チョカチャカと元に戻して、ブースト掛けてみると、懐かしい加速感が戻ってきましたぞ!!!

懐かしい加速なのですが、久しぶりにだと、本当に怖い・・・。
コンプレッサーブレードの変わった影響だと嬉しいですが、不調で乗っていた期間が長すぎて、よくわからなくなりました・・・。

でも、やっとまともで本当に嬉しい♪


不調だったEVC6・・・。
新しい部品なので、最後まで不調に気がつきませんでした。
アホかと。心底アホかと。

ながらく不調だった原因は、

・サポートパイプのガスケット抜け、
・AVCSのEX側アクチュエーター配線の接触不良?
・EVC6のニードルバルブの密着不良もしくは、リセットで直る電子的な不具合?
が原因だったようです。


EVCは、両方試した後でテストしたら直ったので、どちらが原因か全く不明ですわ。
変になったら、EVC6はとりあえずリセットの方向で!?




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