TOP >> 最速!インプレッサの製作 >> 日記 | |||||||||||||||||
DCCDのセミオート化? 2012/12/10 |
|||||||||||||||||
このHPを見ている方で、「DCCDって何ぞや?」(←って思った方はリンクを参照) って思っている方は少ないでしょうけど、表題にある「セミオート」とは? 実はこのネタを作っている時に思いついた名前♪なんですけど、 純正でオートモードが付いている車(GDBC以降)なんかよりも、 明らかに適当ですし?入力信号が少なくて、明らかにバカっぽいので?
ので?セミオートなんです。 もしくは・・・。 部分的にマニュアル制御としているので?「セミオート・・・。」 「自虐的にそう呼んでいるだけ。」 の話であります。 この話を真似されて、 制御間違えて、ド・アンダー?ド・オーバー?出して峠で散っても 知ったこっちゃありません♪ よって、話半分でお楽しみください♪ GC8のや、GDBの丸目型の話。 DCCDはダイアルが付いているだけで全てマニュアル操作なわけですが、その肝心なマニュアルダイアルの部分。 こちらの裏側には、たった3本の線しかありません。 |
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
この3本線を調べてみると、5V、GND、可変出力(0V〜5V)の配線になります。 ダイアルとまわすと可変電圧は、0〜4.5V 「カチッ」とクリック感のあるLOCKに動かして 5Vと言う仕様です。 可変出力の先には、DCCDのECUユニットも介在するわけですが、マニュアルダイアルの電圧を元に、12VのPWM信号の幅を可変してDCCD本体の結束力を制御しています。 GDBC以降の本当のオートモードは、DCCDのコントロールユニット本体が違う仕様で、ABS信号が必要だったり、後期型で舵角センサーが入力してあったりと、ソコまで手を加えるのは面倒です。 なので、DCCDマニュアルダイアルの緑色の可変電圧線に、フルコンから出せる可変出力電圧をぶち込んで、自動で制御させようじゃないか!と言うネタです。 トラス○さんところの商品を使って豪華にGセンサーも取り付けて、DCCDのオートモード?のような物を後付けしているショップもありますけども、DCCDコントロールダイアルのココで言う緑線に、外部電圧をぶち込むのは多分同じだと思います。(実物は見たこと無いけど・・・。) |
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
なべ車の使っているフルコンからの出力ですが、 遊んでいる出力ポートから、下記の組み合わせの中から取り出す信号を決めます。 ・回転数×スロットル開度 ・回転数×圧力 ・回転数×速度 ・回転数×エアフロ(なべ車は使ってないので使えない・・・) なべ車の場合。上記から2種類を選んで出力させる事が出来るのですが,試しにスロットルのみに連動するようにマップに打ち込んで、出力をDCCDダイアルの緑線に繋げて、スロットルのみで可変させてみました。 実際に走らせて見ると、エンジン回転数や、スロットル開度に応じて、 メーターパネル内のDCCD表示が、 上下にグリグリ動きます! 「これは面白い!」 いままで動かなかった、DCCDのインジケーターが、追加メーターのように動きます。 でも!!! 制御が雑なので、コーナーリング中にアクセルがパーシャルな部分からスロットルを開くと、危なそうな感じもします。 と言うのは、アクセルをあまり踏んで無くても、Dual AVCSの効果?もあってか元気にブーストが掛かったりする事もあるので、その時にデフフリー寄りなら危なっかしい!! そんな危険な香りが漂います・・・。 急激にブーストが掛かった場合に、圧力入力にもDCCDのロック率を連動させるほうが、安全だと思う・・・。 そこで無い頭を使って考えました! 「2系統を入力して、電圧の高い方を使いましょう!」 アクセル連動マップ、圧力連動マップをぶち込む!と言う事です。 では! 2系統の電圧を、どのように入力するか??? その材料は、オートバッ○スで仕入れます!? |
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
でも、配線しながら思いつきました。 ソコに、純正DCCDダイアルから出る電圧を参加させまして、 「3系統目を入力して、電圧の高い方を使いましょう!」 アクセル連動マップ、圧力連動マップ、そして純正DCCDダイアル電圧!をぶち込む!と言う事です。 ある程度、純正のDCCDダイアルでロック方向に回しておけば、デフフリー挙動で危なっかしい事は少なくなるでしょうし、純正ダイアルをロック方向にしておいて、少しづつダイアルのロック率を下げて、現状でいい加減な?セミオートの挙動に慣れることが出来れば、完全オート化も夢ではないか??? |
|||||||||||||||||
テスト配線は、オート/マニュアル切り替えスイッチは入れてませんが、 街乗りでオートはあんまり使わないと思うので・・・。スイッチ入れます! ダイオードの働きは・・・。 一方向からは電気を流すけど、反対方向からは電気が流れないので、 電流の回り込みを防ぐ働きをします。 |
|||||||||||||||||
上の模式図の通りに配線して、灰色の頭脳にインプットされている?走りとロック率の関係をフルコンのマップに打ち込んだら! 車を運転しながら助手席に座った人が、 勝手にDCCDのダイアルを弄くりまくっているような? 不思議な感覚が味わえます! その辺の試乗じゃ当然走りの評価は難しいので、気合入れて峠に走りに行ったら、マイナートラブルにより走行中断・・・。 詳細はまた今度♪ しかし、ずっとオートも疲れる?ので、普通に乗りたいときは慣れているマニュアルモードで良いと思います。 そこで、模式図にあるスイッチを取り付けようと思いました。 やっぱり!GDBC以降に採用されている、 「純正スイッチ!でしょ!?」 流用部品のコレがやっぱり格好いい! って事で、近所のスバル部販で購入。 (ヤフオク等で入手する場合は、コネクター等の配線がちょっとでも付いていないと高い買い物だと思います。) しかし、購入してから気が付きました。 このスイッチ。 |
|||||||||||||||||
押してる間だけONになる 単純なプッシュスイッチなので、 切り替えっぱなしの用途に使えない!!! はっはっは。 やっちまったな〜。 |
|||||||||||||||||
上の図みたら、モロに切り替えっぱなし前提なので・・・。 みんカラで、このネタ練っているときにネタをチラっと書いたのですが、KENさんは見破っていました。 「※オルタネイト回路が要るだろうと!!!」 ※注釈 ここで言オルタネイトとは! 純正のDCCD切り替えスイッチを押した際には、単なるホーンボタンみたいなスイッチなので、切り替えっぱなしにならない。 そこで、ワンプッシュしたら、ONとなり切り替えっぱなしになって、もう一度押したらOFFになる。 みたいな回路の事です。 またの名を「フリップフロップ回路」とも言います。
でも、見た目重視のスイッチなので、ここで妥協して「エーモン」のような汎用スイッチは、出来上がり?のイメージを損なうので、ココにはこだわりたいのです。 そこで、こうなりました。 スイッチの皮?を利用して、中身を入れ替えます! さて、実行です!!! |
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
フォグ用なので接点容量が高い設計のP11フォグスイッチで、2回路切り替えに対して、 DCCD用のスイッチは小電力用なので容量は高くない設計で、1回路切り替え。 上から。 ・表示部分&切り替え金属片 ・胴体の真ん中部分(共通) ・電気スイッチ部分 自由自在に組み合わせ可能なので、どうするか考えたのですが、スイッチ部に合うコネクターがどちらの部品も無い・・・。 GRBエンジン移植の時に剥ぎ取った、GC8まるごとハーネスの中から、P11フォグスイッチに無理やり刺さるコネクターがあった! そこで、P11用フォグスイッチのスイッチ部分を移植して、切り替え表示の部分はDCCDスイッチを、切り替えの金属片は、P11フォグスイッチ用を組み合わせて、 スペシャル?なスイッチが完成しました〜。 |
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
チップLEDは、やっぱりエーモン製で、オートバック○で入手しました。 コネクターは、GC8の丸ごと配線のダンボール内から、ちょうど良いコネクターを探して使用しました。 最悪は、根元からハンダ付けで配線を出す方法もあります。 (上手にしないと、配線を分解したときに、どれがどれだか分からなくなってしまいますけど・・・。) |
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
このP10フォグ用のスイッチ部分のコネクターは、最悪は平ギボシが使えますけど、DCCDスイッチの端子を使う場合はは細いので、ちょうど良い端子を探す必要があると思います。 あとは、さくっと組み込んで!!! |
|||||||||||||||||
DCCDセミオート化!?のシステムはなんとか完成! スイッチに違和感なし!?見た目は完成!!! あとは実走行で動作を詰めます! |
|||||||||||||||||
肝心な走りのほうは、マイナートラブルで気合入れて走れてはいはないのですけど! なべ流の「セミオートDCCD」の動きはと言うと! アクセルONでロック方向に!(トラクション重視!) アクセルOFFではフリー方向に!(曲がりやすく!) と言うのが、基本的な動きになります。 そこに、最低ロック率を決めるマニュアルDCCDダイアルがあって、 それ以上のロック率は、回転数と圧力の状況に応じてロック率を上乗せする構成です。 いつもは、ロックから1段戻し固定で走る峠で、 中低速コーナー入り口で、アクセル戻してブレーキングで切り込んだら、 「ハンドル切るのが早すぎたか?」 と思うくらい手前から曲がりました。 デフフリーで峠を走ることは無いので、このテンポの違いには驚きました・・・。 コーナー立ち上がりも、アクセルとの連動なので、DCCDの動きに遅れ感はほとんどありません。 ちなみに、サイドブレーキを引いたときは、純正同様にフリーになりますので問題ないです。 まだまだ制御は荒いので、走るところにあわせてマップを詰める必要がありますが、「DCCDセミオート」としているのでDCCDダイアルとの組み合わせ、最低ロック率との組み合わせで使えば、ある程度は使えそうな気がします! あとは、走るだけだな! (細かいトラブル潰しながら・・・。) |
|||||||||||||||||
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||