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EJ20の2.2L化計画!
ヘッド加工〜組み立て編
2011/05/17
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ブロックはだいたい出来上がったので、
今度はヘッドを完成させに行きます!
ブロック側も含めて、加工屋にお願いしたメニューはこんな感じっす。
☆ブロック&ヘッド加工メニュー♪
・バルブガイド抜き |
そのままバルブガイドを抜く |
・バルブステム研磨 |
中古バルブステムの研磨、良否判定。スス汚れもスラッジもキレイになる |
・ガイド入れ&調整 |
バルブガイドの挿入(スバル純正品) |
・シートカット |
バルブシートが荒れているので、シートカット。これでシム調整必須になります。 |
・リフェース研磨 |
バルブ側のシート面の面出し。これもシートカットしたら必須か? |
・平面研削 |
面研磨0.1mm |
・ボ−リング&ホーニング |
ブロックの拡大。コレが無きゃ始まらんわな |
※請求書として上がってきた内容をそのまま転記しています。
かなりの部分で、リフレッシュしたと思います。
費用はちょいと安くしてもらったと思うのですが、
ボーリング&ホーニング含めて10万円ちょい・・・。
ヘッドのリフレッシュは、新品ヘッドと言う手もあったとは思いますが、
2011.5現在のEJ20Kの新品ヘッドの定価は、片方で67700円(税抜)なので、それよりは安いから良いかと・・・。
ヘッドの加工は、いろいろとお金が掛かりますね〜。
カムノーズ逃げ加工は、費用圧縮の為に自分でやることにしました〜。
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帰ってきた、ヘッド!!!
面研磨済みでキレイです。 |
これからバルブコンパウンド中目⇒細目を使って、
軽くすり合わせします。 |
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バルブシートキレイです。 |
左のバルブは、すりあわせ前。
右のバルブは、すりあわせ後。
バルブシートとの接触面は色が変わります。
あたり幅は約1.0mmです。
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光妙丹を適当に溶いておいて・・・。 |
「バシ!」と一発打ちつけ。
そこそこキレイに当たっています♪
ガタの無い新品ガイドは、
バルブが直角に入っていくので気持ちいいです。
一箇所に5分〜10分くらいの時間が掛かりました。 |
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初めて挑戦したバルブすり合わせ。 バルブコンパウンド
も缶の両面に、中目と細目が入っているのを購入したのですが、素人にはこのくらいの量で無いと一生使い切れない量ですね。
エンジン何個組んだら無くなるのでしょうか???
たかが16バルブですけどタコ棒の吸盤サイズが悪かったのか、バルブが強力にくっつかないので時々外れたりして慣れるまでは難儀しました。 エアバルブラッパー
と言うバルブすり合わせ専門工具がある理由が体?手?指?でわかります・・・。
プライベーターなので、その面倒が!エンジン作っている感覚が!楽しいのですけどね♪
ニヤニヤしながら、楽しみ重視?なバルブすりあわせが終わったら!
カムノーズの逃げ加工を施します!
さぁ!加工したヘッドがゴミになってはいけないので、緊張の一瞬です!
最近5000円で買った高速ドリルに超硬バーを取り付けて削ります!
「気合一発!!!」
削り始めると・・・。
ヘッドがアルミでできているので当然なんでしょうけど、驚きの速さで削れます!
「これは自分でもデキル!」
って思いました〜。
(超硬バーの刃が暴れると余計なトラブルになるかもしれないので、その点は要注意ですが。)
と言う事は、ポートもこの勢いで削れるって事ですか?
それはチョイ怖いような気もしますね・・・。
(ポートの中身は今回触らないつもりです。)
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電動ドリルの先に、超硬バー
を付けて削ります!
原付イジリ時代からの遺物ですけど、
1本買っておくと便利ですね〜。
削りでは無く、切削しているので作業が早いです。
ポート削る時は、長いのが必須です。 |
いざ!勝負!
さぁ!緊張の一瞬です!?
ちなみに、まだバルブステムシールは入れてないです。 |
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ビビルくらい良く削れるので、ちょっと削って削れ具合確認。
アルミヘッドを実感する瞬間です。
リフター穴にはクッキングペーパー詰めておいて、
切り粉の飛散を防ぎます。
奥まった場所に行かなければ、
掃除機である程度吸えますね。 |
ちょっと削って、カム乗せてみる。
もう少し削りましょか!? |
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ドンドン削っていきます!
カムジャーナル給油用穴は、
テープで塞いでおいたほうが安心ですね。
途中からビニテで塞ぎました。
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ヘッドの右側に映っているのが、
今回の為?に購入した軽量なマキタの高速ドリル
安いし本体がかなり軽量なのでリューターっぽく使えます。
充電ドリルは作業中に電池が無くなって作業が止まるのを
避けたかったので、今回は使いませんでした。 |
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ドンドン削れるから楽しい!?
簡単に削れたので、この超硬バー一本で全て作業できました。 |
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ちょっと調子に乗って削りすぎたかも知れませんが、最終はまぁこんな感じで。
カム先端から2mmくらいは隙間があります。
削り過ぎではないと思うので、リフターがかじる事は無いと思いますが・・・。
これで、68(272)10.3mmリフトカムが!
くるくる回るようになりましたぞ〜! |
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エンジンのカムノーズ逃げ加工が終了したら、今度はヘッドを洗浄します!
と言っても、油汚れを落とすわけでもなく、ただ単に切り粉を飛ばす作業です。
エアの設備はブロックの時同様に装備していないので、やっぱり水道水のジェット噴射で吹き飛ばします!
ブロックと同様に、結構キレイになりますね〜。粉もかなり箱の底に溜まっているのがわかりますね・・・。
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削ったあとはこんな感じ。
まぁ素人なりに形にはなっているものかと・・・。
掃除機を駆使しながら作業したのですが、
結果はかなり切り粉が飛び散っていました・・・。
ってわけで、掃除します! |
「どぉりゃ〜!」
ってジェット噴射で水洗い!
何か間違えているように感じますが、
コレしか方法がないのです??? |
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水洗いキレイになりますね〜。
ハコの底に、切り粉が相当出ているのがわかります。
アルミヘッド万歳!? |
適当にウエスで拭いて、軽くCRCをふりかけた上で
日向で乾燥させます。
新品のバルブガイドが腐ったら悲しいので、
ソコは念入りに念入りに・・・。エンジンオイルも垂らします。 |
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乾燥させ終わったら、今度はステムシールを組みます。
色分けで、インテークバルブ用とエキゾーストバルブ用と分かれていますので、間違えないように組みます。
バルブステムの先端にはエンジンオイルを垂らしておきます。
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ステムシールがインテークとエキゾーストで違います。
色分けされているのですが、間違えに注意です。
部品番号末尾120がインテーク側
110がエキゾースト側です。 |
エンジンオイルを垂らします! |
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バルブガイドの端には、ステムシールを組み付ける
窪みがあるのでそこまで押し込みます。 |
エクステンションレンチに付けた丁度よい大きさのソケットに
入れといて!「グニュ!」って押し込みます。
差し込んだら横から見えるので奥まで行ってるか確認
すれば良いでしょう! |
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バルブにオイル塗っておいて、すり合わせした時に決めた
位置に挿入します。
バルブをクルクルとオイルに馴染ませながら回して、
「パシッ!」って挿入です!? |
油性のペンで、バルブの場所を書いています。
バルブはインテーク側が大きいので、
挿し間違えることはありません。
数字は気筒で、Aがカムスプロケ側バルブです。 |
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非常に微妙なJUNの強化バルブスプリング。
不等ピッチなので、ピッチの詰まった方をヘッド側に
して組みます。
ぱっと見た目では、非常にわかりにくいです。
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バルブスプリングコンプレッサーを使って!
コッターを入れて、リテーナー組みます。
リテーナーは、チタンではなく純正です・・・。
費用の問題で?残念無念・・・。 |
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コッター入れるのに、
最初は慣れなかったのですが、コツがわかると
スピードアップ!!!
コンプレッサーで押さえ過ぎるとコッターが止まりにくくて
余計に難しいので、加減しながら使います。
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やっと!全て組み終えました!
完成したら、プラハンなどでリテーナー叩いておいて、
コッターピンが外れないか確認しておきます。 |
次は!
間違えだらけの
インナーシム調整します!
まだまだ、時間掛かりますね〜。
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