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BG9純正エキマニに交換

2009/09/17


とりあえずは、調子よく走るようになったなべ号なんですが!

・ちょっと元気よく走ると、非常にハンドリングが悪い・・・。(フロントが重い。)
・ブーストのかかりが悪い。
(タービン変えたんだから当然か!?)
・ブレーキも少し利かない感じ。
・ハンドルも重いです・・・。
(まるでタイヤが2cmくらい太くなったような感じ。)

全ては純正エキマニによる重量増のお陰なんですね・・・。

峠での1速からのクラッチいたわりスタートでは、低速からビンビンにレスポンスするGDAに追突されそうになるくらい?ブーストが掛かるのが遅いのです。
少しでも低速からターボが効けば良いのですが・・・。
と言うわけで、社外エキマニを探していたのですが、中古がまだまだ高いです!
新品なんてとても買えず、なかなか都合の良いものもありません。

と言うのは、GT2835を取り付けるために、サポートパイプ部分は純正形状で純正位置でないといけないわけです。
数ある社外品メーカーの中でも、HKSと、トラスト、無名メーカー直輸入?ぐらいしかなく、シムスはサポートパイプ一体形状なので駄目。東名もサポートパイプが3穴フランジなので駄目と、結構限られています。

そんな状態でモヤモヤしていたら、峠仲間のAMMYさんが、「BG9エキマニあるよ♪」と・・・。
当BBSでも以前話題になった、レガシィ純正の2.5L用NAエキマニです。
AMMYさんのお店で入ってきたBG9の下取り車から外したエキマニだそうで、
そのBG9にはGC8のエキマニ装着で、ボクサーサウンド!出しながらオークションに引き取られて行ったそうです。(笑)

社外マニもいろいろ検討しながら1週間くらい考えた結果。
車のパーツと物々交換でBG9エキマニを譲って頂くことになりました〜。
AMMYさんにはいつも無理を聞いていただきまして、本当にすみません・・・。

BG9エキマニをGCに移植する場合は、ポン付けではなく多少の加工を要するらしいのですが、全く予備知識無しで挑むことにしました。
GC純正エキマニ!
鋳物の精度の高さを思い知りました〜。
バンジョーからのオイル漏れで変色したバンテージ
下回りがオイリーです。洗いたいですね〜。
車体からさくっと外された、純正エキマニと、
リストラ?したHKSエキマニを加えて、3本一斉計測!
どれがどのくらい軽いのか!!!
毎度おなじみの、なべガレージ・・・。
露天ですが・・・。
最近買った寝板最高です!

さくっと外された純正エキマニと、先日外したHKSを仲間に加えて、重量を計測します!



さて・・・。どんな結果になるのか???





純正エキマニの重量は!
遮熱板を若干外した仕様ですけど、10kg!
HKSエキマニの重量は!
ボロいバンテージを含めて、7.6kg!
BG9エキマニの重量は!!!
なんと!O2センサーと純正遮熱板を含めて、
5.8kg!

当初は、HKSマニと同等ぐらいの重さに感じていたのですが、
計測してみると思ったより軽い♪

BG9エキマニは、遮熱板をやめて、バンテージにしたらもっと軽くなりそうです!
軽量化フェチの方には、おいしい情報かも???

しかし、HKSのパイプ長の長さに割には、非常に軽量ですね〜。
BG9の形状に似た、クスコ製エキマニはもっと軽いのかな???

エキマニを覆っている遮熱板のボルトが全て腐っているのでカバーは外しませんでしたが、ネット上の未確認情報ではステンレス製?らしいです。
内径は、若干細めらしいですが、まぁ大きな違いは無いでしょうね〜。
ぱっと見た目では、フランジの角度といい、
ポン付けできそうな感じです!
段つき大!純正だから仕方ないか???
でも、そのまま組みますけど・・・。
O2センサー穴は、フタで塞ぎます。
全体的なレイアウト。
BG9エキマニがどんな音出すのでしょうか?
しかし、全体的なつくりが・・・。従来はNA用な訳ですから、
ブースト掛けたら排気漏れするかもです。
見た目とは違い、かなり軽いエキマニ。
フランジからすぐに集合しているので、構成されている
パイプそのものが少ないのが、軽量な理由だと思います。

だいたい等長エキマニ(笑)は、あくまでも純正部品なので、パイプ内部に段つきが多いのですが、時間も無いので無視して組み付けします。
みんカラなどでも、多数の実践者がいるようなので、そちらも参考にしてみると、よりスムーズに作業できるかも知れませんね〜。

O2センサーを外し、持っていたメクラフタを取り付けします。 ネジ山の分だけ、肉厚が厚くなっているのが、
非常に残念なBG9エキマニ
エンジンメンバーと干渉する遮熱板をハンマーで殴って
凹ませます。
凹ませました。
遮熱板を外すときは、切断になるでしょうか!?
右写真の赤丸部分が
サーモスタットから水冷オイルクーラに伸びる配管
のステーあたりに干渉します。
集合部の真上あたりが、水冷オイルクーラーのステー
に干渉するので曲げます。(曲げ後の写真です。)

重いBG9エキマニをつけたり外したりしながら、干渉箇所を一ずつ修正していきます。
エキマニが外せる方でしたら、この程度の修正は苦労のうちには入らないでしょう!!!

エキマニの3番4番のフランジ側で、エンジンメンバーに当たる部分を叩いて修正したほか、真ん中の集合部の上側が、水冷オイルクーラーの配管に当たったので軽く手曲げして、更にBG9エキマニを叩いて凹ませます。

まぁ、その辺は現物あわせでどうにでもなりますね!

エキマニ外したときに、抜けたスタッド・・・。
ダブルナットを駆使して、スタッドを再装着します。
しかし、エンジンとガスケットの穴の差が大きいですね。
右側エンジンマウントに付いている遮熱板も、
少し曲げました。
完全に装着した後に気が付いたのですが、
この状態は、オイルフィルターが外せません・・・。
当たってないので、気が付きませんでした。
適当に遮熱板を切って針金で縛るとかします・・・。

さぁ!エンジンを始動して、排気漏れを確認すると!

左側2番4番のフランジから盛大に排気漏れ。
フランジボルトを緩め、エクステンションを当てておいて、漏れてる箇所をハンマーで殴ってフランジを修正。
保管中にちょっと当てて曲がっていたのだと思います。

GT2835のサポートパイプの継ぎ目からも漏れていたので、フランジボルトをまし締めしたのですが、全く効果なし。
そこで、純正ガスケットを2枚重ねにして対処しました。
タービンサポートパイプとエキマニの間は、若干ながら隙間が開くようです。

フランジボルトを通す前には、純正エキマニよりも少し広めの隙間がありました。
皆さんも?BG9エキマニを装着するときは、フランジガスケットを多めに用意しましょう!?


排気漏れを退治したら!
お待ちかねの試乗の時間です!

自宅近くの住宅街を走ってみると、ハンドルが軽くなっています!
エキマニの重量はかなりの影響だったみたいで、ハンドル軽いのは気持ちよいですね〜。
ステアリングに対するフロントの入り方も、かなり良いです!

アクセルONした時にピックアップが良くなっているのが良くわかります。(純正マニからの比較ですから当然か?)
GC純正マニよりも、少ないアクセル量で定速走行できるので、車が軽く感じます。

それに驚いたのは音!

GDBC以前の排気系が付いたスバル車が通ると、エキマニ換えていてもスバル車とわかる独特な音がするものですが、これは音で見分けつかないかも知れません。
高回転の音も、アリですね〜。気に入りました〜。

過去に当BBSでBG9エキマニの話で盛り上がったとき、「シルビアみたいな音」って表現されていたように記憶しているのですが、まんまピッタリの表現かも知れません。

少しは峠のスタートで追突されそうにならないかな?

音が気に入れば、BG9マニの性能も気になるところです。
純正マニなので期待するのは無謀かもしれませんが、誰か人柱でパワーチェック比較してくれませんかね???

その日の夜・・・。

GT2835を取り付けてから、初めてブーストコントローラーのセッティングをしようと思い、某所でAMMYさんと待ち合わせ。AMMYさんは、BG9マニの音を試聴に!(笑)

ブーコンのセッティングとは、GT2835仕様になってから一度だけ、いつものように仲間と峠を走ってみたのですが、MAXブーストがAXタービンの時のように掛からなかたのです。
以前は、1.4Kきっちり全開まで掛かっていて、垂れることなく調子は最高だったんですが!

GT2835タービンの場合・・・。
ブーストコントローラー設定値※1.5Kに対して、1.3Kくらい。
しかも、ブーストの掛かり方も一気に掛からず、タービン交換した感覚が希薄でした。

アクチュエーターもタービンに付属している強化アクチュエーターに変更されていることから、ブーコンをリセットして最初から初期設定しようと思ったのです。

ブーストコントローラーOFF状態のブースト安定値は、0.8K。
2世代前のEVCVですから古いですけど、ポン付けタービンレベルでは機能に不足を感じません。
久しぶりに説明書を開いて初期設定を済ませ、LOWブースト目標値の1.0Kは、実測で0.1K足らなかったものの、オフセット機能(多すぎたり足らないブースト圧を微調整する機能)を使い何とか1.0K達成してブーストも安定。

次に肝心のHIブーストの※1.5Kなんですけど、やっぱり1.3Kしか掛かりませんし、やや不安定です。
足らないブーストを、オフセット機能で調整するけど、それでも一緒です。
エキマニ換えて下は速くはなってますけど、本気モードのブーストが低下しているので、驚くほどの速さは得られず・・・。

※(ブースト値は、自家製エンジン?の、腰下GDBA+ヘッドEJ20K!1.4mmGK仕様での話なので、参考にはしないでください!?))


そこで!必殺!
※アクチュエーターホースの引っこ抜き!
を試すことに!!!
(馬鹿が染りますので、良い子ちゃんは絶対にマネしないでください!)

通常、アクチュエーターホースを抜いてアクセル踏み込むと、際限なくブーストが上昇するので、エンジンが必ずブローしますけど!
それをブースト計を凝視しながらアクセルを踏むことで、ブースト上がりすぎるようであればアクセル抜くようにして壊れないように試走するのです。
目標とするブーストまできっちり掛かるかどうか・・・。
自爆覚悟で挑む?最後の荒業です!

これでブーストが元気良く!際限なく掛かれば、ブーコンの不良が濃厚・・・。
きっちりブーストが掛からなければ、タービン本体の不良、アクチュエータースプリングヘタリ、アクチュエーターバルブ密着不良、排気漏れ、加給圧抜けなどが考えられます。


直線道路に出て、
3速でアクセル踏み込むと!!!
必殺!?
タービンのアクチュエーターホース抜いて、全開踏んでみます・・・。
相変わらず?危険な?ブーストが掛からない症状点検中・・・。
なんで掛からんの???













一瞬!
1.5Kまで到達するも!


アクチュエーターが制御していないにもかかわらず、制御が掛かったかのように・・・。
1.3Kで安定・・・。


しかもアクセルべた踏みのままで。


うは〜♪
これって何かトラぶってますな・・・。間違いないっす!(泣)

そりゃ、ブーコンでブーストの制御が効かん訳ですわ・・・。


とりあえず調子は今ひとつなんですけど、走れない訳ではないので、後日に予定しているジムカーナ走行会に参加してみます・・・。
某テストコース中の、駐車場で・・・。
AMMYさんのGC8E2DD。
BG9エキマニありがとうございました〜!



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