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アッパーマウントのピロプレート交換 2009/03/09 |
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以前、ハンドルを切ったときに、スプリングが回転して異音がする症状を抱えていたのをフリクションシートの位置を変更して、一時は完全解消したにもかかわらず、再びバネの異音が・・・。 今回は何がきっかけだったのか?急にひどくなってきました・・・。 ところで! ハンドルを切った際に、ストラットのどこでが回転して、回転する力を逃がしているのかって考えたことありますか? それは、アッパーマウントのピロボール部分なんです。 通常?ピロボールなんて! 「ガタが出て、緩くなっていく一方!」って、思い込んでるじゃないですか〜? 私も単純なんでそう思ってました!(←俺だけか?) でも・・・。 逆にピロの動きが悪くなって、ピロが回転しなくなったら? その負担はショックが回転することで吸収します。(あんまり良くないでしょうけど。) そして!一緒にスプリングのアッパーシートが回転して、スプリングが回っていたんじゃないかな?って思ったのですよ〜。 当然、ピロアッパーはガタが無いので、異音も何もしていなかったのですけど、 「原因は、ここしか無い!」と決め込み、ピロアッパーをヤフオクで調達して参りました!!! しかし、アッパーマウントって高値ですよね・・・。 でも、コレは程度の割りに激安でした! |
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ヤフオクで調達したピロアッパーは、GC用ではなく、BP/BLのレガシィ用! ピロだけ新品で取り寄せても良かったのですが、キャンバー調整したこと無いのか?新品みたいな物が、本当に安かったので、思わず買ってしまいました。 ガタも当然無く、十分使える良い状態でした。 で! このピロアッパーをそのまま使えるわけがないので、いきなり分解! ピロプレートを移植するのです! って、アッパープレートとの接続ボルトのピッチなんかが、設計変更されてたりとかすると、全てぱぁ!なんですが! その辺は使い回しであろうと決め込み? 最悪はピロボールのみを移植する覚悟で!?玉砕覚悟で買ってみました・・・。 「ほんまに、装着できるのかいな!?」 そう思いながら、とりあえず比較したいにも装着された状態では何もわからないので、愛車よりピロアッパー取り外します! (ピロアッパーの簡単交換方法は、こちらもどうぞ!) 30分くらいで、さくっと外れたピロアッパーを点検すると・・・!? |
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とりあえず、「外して点検して良かった〜!」 ピロカラーとスプリングのアッパーシートの隙間からは、目視で確認できませんでした・・・。 続いてGCのアッパープレートに、BP/BL用のピロプレートを組み込みます! |
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GC用のアッパープレートとの組み合わせは、全く問題ありませんでした! このヤフオクで買った中古部品には、ピロカラーがついてなかったのですけど、GC用のピロカラーが使えたので、そのまま流用してみます。 しかし! このまま組み上げたのでは、ネタ的?に面白くない! って事で、ちょっと手を加えてみます!? それは・・・。 ピロアッパーの左右逆に組んで、キャスター調整もしてみます! (キャスター、キャンバー、などのアライメント用語が良くわからない方は、こちらで予習を・・・。) 昔昔・・・。 インプレッサマガジンであったネタですね。 今は、こんなパーツもあるので、余裕のある人はどうぞ!?(すごそうですけど、ちょっとお高いですよね・・・。) |
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アッパーマウント左右逆組みで、キャスターをつければ・・・。 理論的には直進安定性が高くなり、ハンドルを切ったときに、自然に直進に戻る力も強くなります。 (ロールセンターアジャスターを組んで、ハンドルの戻りが悪くなったと言う方には、ちょうど良いかも?) それに、ハンドルを切っている時のキャンバー値が増えるので、コーナーリングにも影響するはずです。 良い影響とは引き換えに、 ステアリングのレスポンスは、若干落ちる傾向のようです。 それに、ハンドルは重くなります。 キャスターを増すことにより、高速サーキット向き?なセティングで、 キャスター立てると、低速向きなセッティングになるようです。 で、どれくらいキャスターがつくのか計算してみると、いぱいで約2度ほどキャスターが増すことになるようです。 GC8のキャスターが2度程 GDBEスペックCが、4度程なのを考えると、キャスター値のみはGDBEに近くなる計算ですね〜。 これで、GDBEのハンドリングに近づくのか??? |
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その辺の普通の街中で、ハンドルを切った際に、 バネの異音が解消したのはすぐに確認できました! 程度の良かったBP/BLのピロマウントに感謝感謝です。 でハンドルを切った時の重さも、不自然に引っかかって重いのではなく、抵抗感無く自然に重い感触に変化(キャスター効果)していました〜。 その日。某テストコースに向かって試乗! この時、物凄い雨が降っていて、あまりのハンドリングの変化により、ステアリングのレスポンスが変化したことで、 別の車みたいになったので、飛ばすと慣れた道でも最初はちょっと怖かったです・・・。 良くも悪くも、それぐらい激変です! 峠道では、ハンドリングが若干だるくなって、ハンドルもちょっと重くなっているのが良くわかりましたけど、ハンドルを切ってからの曲がり方がちょと独特ですね〜。同時にキャンバーが付いているので正確なキャスターのみの評価が難しいですけど、コーナーでは面白いと思います! でも、ハンドルが若干重くなり、ステアリングレスポンスも若干鈍るので、(簡単に言えば軽快感が薄れる感じ?)なので、 好き嫌いが分かれるかも知れませんね〜。 その数日後。 高速道路を走る機会があったのですが! ○○○km/hで飛ばすと?直進性が良くなる機械式デフの入っているGCでも、ハンドルを握る手に、かなり汗かいてたりしますけど、所が今回は・・・! ○○○km/hでも! 片手で鼻クソをほじれる?直進性に感動! 高速道路の高速カーブ攻めても?良い感じです! アライメントって車の性格を変えてしまうほど偉大なんですね〜。 セントラルなどの大きいサーキットにも走りに行きたくなりました。 キャンバー調整を殺してまでキャスター調整にこだわる事も無いと思うので、キャンバーも同時にナナメに調整できるのは、何かと都合が良いと思います。 とことん、キャスター調整で遊びたい方には、キャスターだけ調整できるセット方法もあるので、キャンバーが決まっている方ならそちらも面白いかも? DIYでアッパーマウント交換できる人は、手軽に遊べるのでどんどん試してほしいですね〜。 |
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