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GH型インプレッサの
エアコンベルト流用に挑戦


2007/10/18


前回の日記の続き・・・。

些細なトラブルとは!?

エアコンのベルトが切れたのです・・・。

「暑いなぁ」って思ったので、エアコンをぽっちっと入れると、エアコンのマグネットクラッチ作動音が聞こえるも、
冷風出ず・・・。

ボンネット開けて確認すると、ベルトがブチブチに裂けて、クランクプーリーに糸になった物が巻きついていました・・・。
エアコンベルト様!約10年間!お疲れ様でした!?
(と言うか、10年も使うなって?笑 良い子は、早めに交換しましょう!?)


走って帰れるので、まったくたいした事ないですね!

オルタネーターのベルトは、一度交換しているので、まだ大丈夫なので、クランクプーリーに巻き込んだエアコンベルトを排除して、擬似エアコンレス車?を堪能することにします!
涼しくなったので、時に急ぐ必要が無いことから、暇な時にベルトを注文して、取り付けたくなったら付けることにします!
ぐぁ・・・。コンプレッサーの内側に、ひも状のベルトが、
何重にも巻きついております・・・。
引きずり出したエアコンベルトのカス!
まぁ、こうなることはわかっていましたけどね。
切れても支障が無いですから、今までまったく無交換でした。


そんな事があってから数日後・・・。
新型GH型インプレッサの、某整備資料を見ていると、ある事に気が付きました。

それは!
GH型のインプレッサのエアコンベルトには!
テンショナーが付いていないのです!
(テンショナーとは?ベルトの張り具合を調整する為に設けられた、調整機構なんです。)

テンショナーが無いって事は!!!
オーバーハング先端の軽量化も可能です!
こんな地味な改良なんですが、これって凄くないですか?結構、テンショナーって重いのです。

テンショナーが無いって事は!!!
クランクプーリーと、エアコンプーリーの2箇所しか、ベルトが掛かっていない事になります。
まるで、旧VWビートルのダイナモベルトのようだ!?(笑)
(↑極?限定的な笑いですみません・・・。)

そして、深く調べた結果!
とあるメーカーの、新技術によって達成されたようなんですが、整備資料からはメーカー名さえも不明ですけどね〜!

資料によると、このベルト。

ストレッチタイプのVリブベルトなんです。
ストレッチとは、体を曲げ伸ばしするアレです!?伸びるって事です!
(スバルでは、「リヤサイドベルト」と言う呼称のようです。)

ようするに、ベルトを伸ばして、はめ込むだけのようなベルトなんです!!!
まるで、輪ゴムのようだ!スゲー!

そして!ストレッチタイプのベルトには、こんな利点があります!
  • テンショナーが不要になって、軽量化できる!
  • 組み付けた時、張力の調整や点検が不要になる!
  • 設計されたベルト長さによって、安定した張力が得られるのです!

でもデメリットも・・・。
  • 取り外したベルトは、再利用不可。というか、外せないので、外す時は切断することになる。
  • 取り付け時に、専用工具が必要。なので、ちょっと高めですね。


って事で、自分の愛車に流用してみたい!って思いました!
やってみないとわからないけど!
率先人柱の精神?で、
新品部品を早速注文です!



こんな調子で、逝きます!!!(笑)
早速届いた!ストレッチタイプベルト!
ベルトの装着工具が梱包されているので、
「ベルトセット」と言う、聞きなれない部品名称です!
早速!GC8に流用してやるぜ!?
このHPより、素早い人って居ますかね?(笑)
もっと早い人も居るかもしれないけど???


で!いつもの、スバルの部品センターへ直接出向き、注文したのですが!
そして!さくっと届いた、ベルトの箱。
ベルトセット???

と言いますのは、この特殊なファンベルトを張るのに、専用の工具が付属しているのです。
たかが?ベルトながら、箱に特殊なベルトと、取り付け工具少々と、
なんと!説明書!が付いています。(笑)

Vベルトに説明書が付いているなんて見たことないですので、驚きです!
通常ならば、「整備書を見てください。」って書いて終わりですからね〜。
このベルトの特殊な感じが、伝わってきますね。

で、お値段は、5000円越え・・・。
たかがファンベルトながら、少々高い値段設定です・・・。
(純正部品のベルトのみなら、1500円くらいですので、正直高めですよね〜。)
しかーし!
軽量化の誘惑に負けて?買ってしまた物は仕方ない!
ガレージに帰って、早速取り付け作業に挑みます!!!

早速!外されたテンショナー。
案外重いです・・・。2kくらいかな?
早速!取り付け!!!
テンショナーがなくなって、ベルト周りスッキリ!?
この状態でベルトが嵌るなんて、凄い!
マジで予想外だ!?

説明書を読みながら、作業手順を考えます。

やはり、ベルト本体が伸びるようで、クランクプーリーに付属の工具をセットして、クランクプーリーを回す必要があります。
ベルトのテンショナーは、簡単に取れるのですが、クランクプーリーを回そうとすると、ラジエーターファンが邪魔で、スピンナーハンドルに当たるのでファンを外します!
普通のベルト交換に比べると、非常に面倒です!

外したラジエーターファンと、説明書・・・。
外せとは書いていませんが、隙間が無いので外します。
説明書は、かなりわかりやすく書いてます!
ラジエーターファンを、さくっと外します。
アンダーカバーが付いていないので、楽勝ですね。
セットに入っている部品は、ストレッチベルト本体と、
コの字型金具、と白い部品。それと、
装着時の脱落防止用?金属ステーが付属します。
このように、クランクプーリに開いている、穴に
コの字型の金具をはめて、白い奴(名前がわからん)
を固定して、準備完了!
全ての準備が整いました!

いざ!勝負!


ラチェットハンドルに力を加えて、クランクを正回転方向に回します!
(説明書にも記載されていますが、逆回転は厳禁です!)


「グッ」と力を加えると、ベルトが伸びる感覚が強く伝わってきます!!!
すげーぞ!ストレッチベルト!

でも!
伸びが止まって、クランクプーリーをどうしても1周できません・・・。
残念ながら、ストレッチベルトはGC8に
流用できませんでした・・・。


わははははははは・・・。
(そんな事もありますって!?)

そこで、説明書を再び熟読!

ここで気が付いたのですが、説明書に載っている画像の、エアコンコンプレッサーのプーリー径が、
GC8よりも小さく感じるのです・・・。
そうなったら、気になって仕方ないので!!!
新型インプレッサを見に行ってきました!!!
遊戯終了・・・。
ベルトの無い、元通りの姿になって、エアコン効かず・・・。

って訳で、新型インプレッサを始めて見に行きました!
買わないのに、毎度毎度すみません・・・。
これが、GCのインプレッサ。エアコンプーリーデカイ!
直径が、約12cm
赤丸のテンショナーが付いていた所と、
プーリーとの間に注目
そして、新型GHのインプレッサ
テンショナーが無いのに、本当にベルトが掛かってる!
プーリー径が、やっぱ小型です!
直径が、約10cm!
こっちの方が、隙間が大きいのです!!!
ついでに、BPのレガシィの2.0GT
これは、プーリー径がGHに近い?そのまま使えそう?!
で、またまたついでの、SGフォレスタ
エンジンが低い位置についているから、全く見えんぞ。
見えないので、よくわからないです。

やっぱ、流用は不可能でした・・・。
だって、エアコンプーリーの径が違いすぎるのです!!!
流用するには、エアコンコンプレッサーか、クランクプーリーを交換しないと無理!
それに、どっちも現実的ではないのです・・・。

でも、隣に並んでいた、BPレガシィのエンジンルームを覗くと、テンショナーが付いているのですが、コンプレッサー径も10cmに見えます。
ひょっとすると、BPには装着可能かも???
GDBには付くのかな???

流用精神旺盛ですが!
実は、ストレッチベルトの嫁ぎ先を模索中!(泣)
(新型インプレッサに乗る人が、必要になるのは5年後以降ですしね・・・。)

次回までに、他のスバル車への適合を調べておきます!!!
GHインプレッサのSTIは、コンプレッサープーリーが違って、長いベルトに変わっていたりすれば、嬉しいのですけど・・・。
可能性低いですかね〜???

新型のSTIが出る、10月24日までのお楽しみですね!







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