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走行前の緊急整備?

2007/06/16


とりあえず!プラグを交換したいのです・・・。

と言うのは、愛車を近所の保育園までの送迎だけに使っていると、アイドリングが不調に・・・。
不安定なアイドリングで、黒煙を噴いているのです。
でも、アクセルを開けていると、特に違和感なし!
そして、フルブーストを掛けると、暫くの間アイドリング不調なし!

やっぱ、低回転で回しすぎたのでしょうかね〜???
インプレッサと言う車の使用目的を間違え続けた結果ですかね?(笑)


通常は、プラグ交換なんて、車上からさくっと交換できるところですが!ところがなべの愛車には、
ばくばく工房製の、「エンジンミッション・ダウンマウントキット」と言う物が付いているのです。

そいつは、エンジンの搭載位置を1cmも!
エンジンメンバーごと下に下げると言う荒業で、エンジンとミッションを更に低重心化して、ハンドリングレスポンスの向上に役立っているのですが!
コレを使うと、プラグ交換が面倒になるのです・・・。

まぁ、エンジン位置の低マウント効果を知ってしまうと、コレぐらいの面倒を引き換えても、メリットが上回っているので、まったく苦ではありません!?

って事で、かなり特殊なプラグ交換作業ですが、作業開始です!
妙な事になりつつある、我が愛車・・・。
さっぱり皆様の参考になりません!?
今回は奮発?して、NGKのイリジウムプラグ!
高回転重視?の8番を使います!
エンジンマウントのナットを左右とも外します。
今回は、ロックタイトのお陰で?
無くなっていませんでした!?
ガレージジャッキに、プラプラ号さんに頂いたゴム板
を載せて、オイルパンを少し持ち上げます。
くれぐれも、車体が持ち上がらない程度で!

要は、エンジン本体が、低位置になっているので、4番シリンダーのプラグ交換が、一番難しくなるのです・・・。
そこで、エンジンマウントのナットを外して、エンジン本体だけをジャッキアップ!
そうすれば、簡単にプラグを交換出来るのですよ〜。

この方法を実現するには、少々高さを稼げるガレージジャッキが欲しいところですが、要点が判れば、誰でも簡単に作業できますよね!?

持ち上げ前・・・。
フレーム邪魔・・・。3番プラグ外しにくいです。
持ち上げ後!
3番も、4番も!プラグ交換楽勝!!!
持ち上げ前・・・。
本当に、エンジンが低マウントなんです!
持ち上げ後!
コレくらいが、純正のエンジン位置です!
オルタネーターのプーリーに注目!
左が新品!中と右が、1番3番です。
真っ黒・・・。低速回転常用恐るべし・・・。
プラグは、悪いこと言わないから、NGKにしときなさい!?
なべ管理人の、プラグ交換セット!
スイベルヘッド式のラチェット!
早回し用のダイヤル(長さ調整用)
ジャストな長さの、エクステンション!&プラグソケット
全て、一流品じゃ無いけど、良い仕事してます!

プラグを抜くと、案の定ですが、真っ黒・・・。
新しいプラグと入れ替え、気持ち一心!!!

しかし、プラグ交換は、アイドリングの調子に良く効きますね〜。

その日の深夜・・・。

自宅より一番近い職場の事務所に、夜勤中の先輩の所へ、仕事の技術の勉強をしに行きました。
N先輩にアポを取り、自宅より10分と掛からない所へ、コンビニでおやつを買い込み、いざ出発!
プラグ交換で、アイドリングの振動も少なくなり、快適です!

目的地は、バイパス道路で一区間の、本当に短距離走行です。
バイパスに上がり、アクセル一発!フルブースト!
景色はどんどん後ろへ流れ、前を見つめる所は1点のみ!?
愛車の調子も良くなり絶好調!
ほとんど車の居ない、高速を飛ばすのは気持ち良いですね〜。

6速うわわぁぁ回転を保てば、高速巡航は一瞬です!
すぐに降りる予定のインターが近付いたので、アクセルオフ!
すると、エンジンルームから・・・。

「ブプシュ〜シュシルュシュジュルシュ〜・・・・ジュボ!?」
って、妙な音が???

緊張しながら、予定のインターへアクセル抜き気味で到着・・・。
インター出口の信号で!
「ボンネットの隙間から、煙噴出!」

その時!始めて気が付いた、冷却水漏れ!
そして、水温計は、ちょうど100度!油温は80度!

どうする俺!?(某CM風に!?)
(↑ココは、笑う所です!)

ここで止まっても仕方ないし、完全にオーバーヒートしていない事が判っていたので車を走らせることに!
その1分後!無事に職場の事務所に到着・・・。そして、エンジンを停止します・・・。

出迎えてくれた?会社のN先輩は、湯気を出しながら必死で走ってきたのに、笑ってます♪
ボンネットを開けると、蒸し風呂状態!タービン辺りから蒸気が出ています・・・。
湯気をかき分け、ラジエーターのアッパーホースを摘むと!

「ぴゅっ!」って飛び出る、冷却水!
「ジョバ〜!」って、一瞬で湯気になる、冷却水!

犯人は、タービンを冷却しているホースが一部破裂して、タービンサポートパイプに冷却水が滴っていたのでした・・・。

そこで、やっぱり先輩と笑います。

N先輩  「おまえ、車の故障しに、来たのかぁ〜?」
なべ  「わっはっはっは〜!」

まぁ、ここで焦っても仕方ないので、愛車はボンネット開けたまま放置プレー。
仕事のお勉強を先に済ませました〜。

そして、4時間後。帰る時間です・・・。

エンジンも完全に冷えて、作業環境は整いました!
とりあえず、破れたホースの撤去から・・・。

N先輩と一緒に手伝ってくれています。
クランプ式のホースバンドを、摘んで横にずらし、狭い中手で摘んで引っこ抜くと!!!

「ブチブチ!」
恐らく漏れていた穴から、裂けてしまいました・・・。
外して確認すると、ボロボロに劣化していました。
このヒーターホースって、GC8の物なのかな?GDBの物なのかな???
作業した当の本人も、記憶がございましぇん!?
不意な水漏れに、応急修理!
職場の駐車場で、運が良かった!?
目指すは、このジャバラのかぶったホース!
モロに熱害が及びそうな所です!
タービン横なので、熱い時は絶対無理っす!
ホースバンドを外して、引き抜いたら!
途中で千切れた、ヒーターホース・・・。
写真左側のホースバンドが付いていた部分を見ると!
かなり膨張していることが、よくわかります・・・。
GC8に乗ってる人!そろそろ交換時期ですよ!!!
ホース内は、熱でやられて、ボロボロです・・・。
指を突っ込んでみると、冷却水に混じって
浮遊していた、見覚えのある黒いカスが!
ガスケット抜けの諸症状だと思ってたけど、
そうか!劣化したホースのゴムだったのか!?

ホースは本当にボロボロ!
切り詰めて再使用するにも、耐えられるものでは無く、本当に悩みます・・・。
でも!
ここは自分の職場ですので!?なんとかなるのです!!!
N先輩が、会社倉庫内の超長期在庫部品?から少しのヒーターホースを切って頂けたので、それを使って応急処置をするのです!

でも、都合の良い曲がったホースなどあるわけ無いので、単なるストレート形状のホースを直角に曲げて、元からかぶっていた耐熱用のジャバラをかぶせて、元の位置に付けるようにします。

「え?まっすぐのホースを直角に曲げたら、
水が流れないのでは???」
って思う方も居ると思いますが・・・。

そんな事は、まったく問題ないのです!

だって・・・。

「水漏れを止めるのが、
第一の目的ですから〜!」

タービンに流れる水なんて、ほんの少しだけ!
まぁ、多少なりとも水で冷やしているでしょうけど・・・。
でも、ポン付け以上のデッカイタービンなんて、オイルのラインしか無いものも多数ありますから、水のラインなんて、どうでも良いのです!
特に短期間の場合ですので、そんなの気にする必用は、全く無しです!

別に、栓をしても良いくらいですが、良い栓があるわけも無いので、水は流れなくても、水が漏れないようにするのが応急修理の目的ですね!


水漏れの応急作業が終わり、エンジンを始動!

アイドリング回転数を高めに保ち、エアを抜くと!

ビールのような泡!泡!泡!!!
やばいくらい?あわの大量発生!

2回ほど、電動ファン回って、泡も少し落ち着いたけど、このエンジン・・・。
本当に、大丈夫なのか?

壊れてないですかね???

走る前から、漏れていたことは無いはずなので、バイパス上で破れたと確信しているのですが・・・。

やっと、直角にホース接続完了・・・。
プライヤーがなかなか入らず、
ホースバンド締め込みに手間取り、手がボロボロ・・・。
N先輩!お世話になりました!
エンジン掛けると、泡!泡!泡!
ガスケット抜けなのか?
やっぱ、エンジン逝ったのか!?
こんなの、絶対ヤバイ!!!

その日の昼。
うまそうな泡を出す、冷却水を交換すべく?連日の車整備です!

本当は今日・・・。
パワステの低圧ホースと、パワステタンク下のOリングを交換する予定だったのですが、そいつも一緒に交換します!

難しい作業は何一つ無いので、詳しいことは省略!?
まぁ、画像を見てください!

今日の交換部品です。
パワステのリターンホースと、ATF
残り物のLLCと、備北用に買った、ブレーキフルードです。
ホースバンドは、間違えて2個しか頼みませんでした・・・。
リターンホースを外し、エンジンを始動して左右に
すえ切りして、パワステオイルを排出します。
タンク上部の蓋を外します。
タンクの中に、ボルトが2本見えますので、取り外すと、
タンクが外れます。
パワステタンクを取り外しの図。Oリングが見えますね。
タイミングベルトカバーがベトベトになっていたのですが、
漏れもこれで完治するはず!?
ついでに、ブロック上に漏れたオイルを掃除しておきます。
古いOリングが上。新しいのが下。
厚みが全く違います!
古いのはペタンコで、弾力性無し・・・。
間違いなくコレでしょう!!!
ヒビだらけだった古いリターンホースを
新しいホースに交換します!
作業が終わったら、左右にすえ切りで、エア抜きします!

パワステ系の作業も終わり、今度は冷却水の交換です!
冷却水が泡泡なのは、消泡効果が無くなったと言う事!

LLCが古いと、そうなりやすいので、LLCを交換してみることにします。
そういえば、ラジエーターを去年新品にした以来の交換になりますね〜。

サーモを抜いて、水道ホースを突っ込みながらエンジン回して、冷却水を循環させて古いLLCを抜く方法もありますが、エンジン掛けっぱなしはうるさいので、サーモを外さずにエンジン回して、サーモが開いたらエンジン止めて冷却水を排出します。
今回は、2回繰り返しました〜。
冷却水の排出中!
タイヤの下に、板を入れて、高さを稼ぐと作業しやすいです。
ラジエーターにドレンコックもありますが、
なべはいつもロアホースを外します。
ドレンコックが折れて、泣いたことがありますので・・・。
1回めの青汁・・・!? 2回目の廃液
3回目の廃液・・・。錆び色っぽくなっていますね。
疲れたので次にLLCを注いで完成させます。
ロアホースを外して抜ける量は、約4Lくらい。
20〜30%ぐらいの濃度があれば十分なので、
1.5LほどのLLCを注いで、残りは水を足します。

基本的な事ですが、エア抜きする時は、ヒーターをMAXHOTにしてくださいね!

エアが完全に抜けると、昨夜(今朝?)のような泡泡状態ではなく、いたって普通な状態でした〜。
(かなり焦ったので、無事で良かった〜!)


あ・・・。


応急処置中のヒーターホースは、
間に合いませんでしたので、そのままです!(笑)
215/45/17の3本積み!!!
スペアタイヤが入っていないと、積めます!
じゃぁ!行って来ます!






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