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水冷MTオイルクーラー装着! 2006/09/26 |
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以前、ラジエータータンクに亀裂が入って交換してから、ずっと企んでいた、MTオイルクーラー装着作業! 以前、購入したラジエーターは、AT用なんです! このAT用ラジエーターを購入した当初は、パワステクーラーにしようか?とも考えていたのですが、やぱりミッションオイルクーラーにします! と言っても、空冷ではなく、GDBのMTオイルクーラーと同じ方式を取ろうと思います! その方が、すっきりさわやか?に純正部品を使って配管できるので、メリットも大きいはず? GDBの6速ミッションは、内部にオイルポンプが内蔵されていて、加速Gで後ろ側に寄ったオイルを、前に戻すようにオイルを循環させているのですが、そのオイルの戻るパイプが、MTの外に出ているので、MTオイルクーラー追加が簡単に可能なのです!(残念ながら、スバルの5速MTに、オイルポンプは内臓されていません。5速の方!参考にならなくて、ごめんなさい!) ラジエーターに付いているATオイルクーラーは、特別な物ではなく、一般的にAT車は、ラジエーターのロア側タンク(ロアホースが接続されている冷たい側!)を利用して、ATの油温が高くなりすぎないように、オイルクーラーが内臓されています。 と言っても、たいした物ではなく、タンク内にスパイラル状の銅管が入っているだけなのですけどね。 この機構を、MTに転用しているのが、GDBのMTオイルクーラーです。 ですので、部品の名称も「ATFパイプ」とか書いてます。(笑) でも!あるとなしでは大違い??? 現状でも特に不満はないけど、峠を連続で走らせた時はMTの油温が上がってしまい、シフトチェンジの感触の変化や、フロントLSDの効きに若干ながら効きの低下があるのは確かです。 適当なコアをくっつけて、空冷のMTオイルクーラーにしても良かったのですが、そうしなかった理由は、もう一つあるのです。 粘度の高いMTオイルを使った時、冬の朝などは、シフトチェンジが入りにくい経験を、MT乗りは誰もが経験していると思いますが! 水冷のオイルクーラーを使うと、寒い日の朝・・・。エンジンを暖気しているだけで、MTの油温が上昇します!(まぁちょっとづつでしょうけど・・・。) 逆にラジエーターから熱を奪って、MTオイルの油温が適度に上がる為に、朝から「スコスコッ!」と、シフトが入ります!?(たぶんですが・・・。) ・空冷のMTオイルクーラ(サーモなし)のメリットは! コアに風が当たれば、どんどん冷やす!熱さ冷たさに関係なく、オイルを冷やすので、ミッションオイルの暖機が心配。 (そんな時は、コアにフタをすればいいだけですけど・・・。) ・水冷のMTオイルクーラのメリットは! オイルが熱い時は、ラジエーターロアタンクの温度まで冷やす! オイルが冷たい時は、ラジエーターロアタンクの温度まで引き上げる! (まぁ、水冷のオイルクーラーの冷却効果は薄めですけど、街乗りでは適度な温度に管理されるので、今までよりも固いミションオイルも難なく使えそうな感じがします。) そこで! エンジンマウントのナットが、失踪している今こそ!? 車の下に潜るついでに、MTオイルクーラーを付けるチャンス!と思い、急遽!部品をかき集めてみました! |
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装着はと言うと、すでにAT用ラジエーターが入っているので、本当にぽん付けレベル。 難しい事なんてありません。パイプを取り付けて、前後にホースを配管するだけです! では、作業しやすいように、ウォッシャータンクを外して!っと。 ATFパイプを、上から装着!? やっぱり、下から・・・。 んん? 前から・・・!? あれ? 後ろから・・・・・。 |
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「どこから入れるんじゃ〜!ゴルァ〜!」 って、切れてみます・・・。 |
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いろいろ試しながら、30分ぐらいあれこれ悩んだでしょうか? 下から、知恵の輪を通すようにして、なんとか定位置に収める事に成功・・・。 狭いし、パイプ自身がクネクネしているので、なかなか大変です・・・。 軽作業でも、なめてかかると、ろくなことありませんね・・・。 |
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バッテリー下のフレームに、2箇所をボルト止めするのですが、さすがに!GC用だけあって、ボルトオン装着です! ボルトを発注するのを忘れていたので、ネジを溜めている箱の中から、ちょうどいいものを物色して装着!もう一個は、アーシング用のボルトを共締めにして固定しました〜! 後は、前後のホースを差し込むだけです! ホースは、耐油&耐圧のホースなので、突っ込んだ時の抵抗感がかなりあって、ねじ込みます! でも、ホースの位置関係が悪く、指先でしかホースを掴む事が出来ません・・・。 そして!
やがて、指先の力がなくなり、パワーダウン・・・。 ホースクランプがギリギリ止まる位置まで押し込んで、なんとか止めれましたが、奥まで完全には押し込めず・・・。 今度、ラジエーターを外す事があったら、定位置まで押し込んでおきたいです・・・。 今度は、MT側を配管します! GC8用のATオイルクーラー部品を用意して、今回の水冷オイルクーラー装着に挑戦したのですが、ここまではAT用ラジエーターも含めて、全てGC用の部品ですから、間違いなく付きます! ですが!ミッション側は、スバルの純正で搭載されているわけが無い、6速MTですから、ホースの取り回しなどに問題が出そうな気もします・・・。 でも、検索サイトを駆使しても、そんな情報!ある訳がない! GC8や、BH、BGなどに、6速を流用するのは、ある程度は情報が流れていますが、6速に積み換えたい人のベース車がAT車な訳がないでしょうし・・・。それに、MT車に、わざわざAT用ラジエーターを購入して、そこまでしてMTクーラーを追加しようと言う変態な車なんて、ある訳がありません!(空冷のコアを付けている人は大勢いるようです。) そんな感じでしたので、お構いナシに!? GC8用のATミッション〜ATFパイプ間のホースを注文! 「まぁ、大丈夫でしょう!」そんな感じでした〜。 そして、実際に合わせて見ると・・・。
どれくらい届かないのかと言えば、GC8純正ホースの1.5倍ぐらい届きません。 「うぉ!困った困った・・・。」 恐らく、GC8用のATFパイプを見る限り、ミッション側のパイプの向きが真横に出ているので、ATミッション本体から出ている、パイプ部分が、ミッションケースの上付近ぐらいから出ているのだと思うのです・・・。 だから、こんなに短いのでしょう・・・。 ちなみに、6速ミッションに付いてきた、6速用のミッションオイルクーラーへ向かうホース(U字にバイパスしていたホース)でも!やっぱり届きません・・・。 まぁ、どっちを注文していても、
「わははははは・・・。」(笑ってごまかし中。) さて。どうしましょ? 結局のところ、長いホースがあれば、まったく問題ないのですが、冷間時にかなりの圧力が掛かるであろう事を考えると、対油耐圧ホースが妥当です。 ホームセンターで売ってるような適当なホースでの代用は、考えたくありません。 そう思っていたら、ちょうどいいホースを発見!!! これは、部品注文する時に間違えて購入したホースなので、GDB用のパイプ〜ラジエータ間のホースですが、長さが長いのですが、これを半分で切ったら、ちょうど届かない2本のホースの代用になりそうな気配です! 片方のホースを突っ込んでおいて、曲がりを確認! ホースの切断箇所を、よく考えて・・・!ざっくり!切断! 流用ホースですので、無意味に曲がっていますが、ご愛嬌って事で!(笑) 皆様は、コレを悪い見本として?別のホースをご使用ください! |
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今回、すっかり?脇役になってしまった、エンジンマウントのナットをですが、脱落防止の為に、ロックタイトを塗布。 以前、デフを分解した時のあまり物なのですが、中強度をそのまま使います。 コレで絶対?振動などで緩むことは無いでしょう! 今度の、備北走行会の後で、どんな具合か一度点検してみましょうかね〜。 |
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各部の点検をして、エンジン始動! 車を動かさずに、そのままアイドリングしていると、結構な勢いで、ラジエーターは熱くなります。すると、ミッションオイルのパイプのIN側は冷たくて、OUT側が温い事が手で触って確認できました。 街乗りのみなら、メリットは希薄ですが、寒い朝のミッションオイルの暖機?には、重宝しそうです。(GDBのMTオイルクーラー付いている方!こんなメリットしかないですよね?) 走らせてみた感じですが・・・。 街乗りで効果のような物は、当然感じません! これは、サーキットでも走った時にしか分からないのでしょうね〜。 攻めた時、LSDの効きが長持ちするかも?それともミッションオイルの劣化防止? まだまだ、高値なミッションですし、もう!壊したくないので!(笑)水冷オイルクーラー化は、ミッションブロー防止の予防線としては、悪くないと思います。 ミッションの油温計を付けている訳でないので、今のところ目で見える効果は不明ですが、機会があれば効果を検証したいと思います! ワインディングを流してみると、なかなか決まらなかった、シフトダウンも、スムーズに決まり、 エンジンマウントナットの重要性を再認識!(当たり前か?) これで、備北の走行会に、気持ちよく参加できそうです〜! |
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★GC8に!無理やり付ける!? 6速MTの水冷MTオイルクーラー化! なべが使用した、純正部品リスト! (ラジエーターは、GC8のAT用か、同じ形のBG5のAT用を、別途用意してください!)
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