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ばくばく工房の新製品を
試着しました!


2006/03/01


まだ、発売前の商品ですが、試作品を緊急入手!?
取り付けに際しては、かなり面倒な部類の物ですが、一気にやってしまいます!

名称は「エンジン&ミッション・ダウンマウントキット」です!
この新製品は、エンジンルーム左右に通っているフレームの上下にメタルプレートを挟み込み、重量物であるエンジンメンバーの取り付け部の剛性を上げ、(SUS304ステンレス製!補強効果!)同時に、メンバー全体を1cm下げてマウントすることで、エンジン全体の重心を下げる作用(重量物の低重心化)!があるのです。

同様の効果がある、純正部品が存在しているのですが、「フレームサイドアッパ ライト、レフト」と言う名前で、GDBのspec Cや、レガシィのS401に使用されているようです。
とりあえず使ってみたい方は、純正をお試しください!!!

そして、ばくばく工房の新製品・・・。
ただの純正部品のコピーかと思いきや!!!

スペックCの純正部品ではエンジンダウン?プレートの厚みが、3mmなのですが、この試作品は10mmの厚みがあり、手に持って見ただけでも、剛性感が凄いのです!
10mmの厚みをエンジンメンバーと、フレームに入れると言うことは???
「10mmも!エンジンの低重心化が可能です!」

もともと、低重心と言われている、水平対抗エンジンを、更に1cmも低重心化するのです!
旋回性能が向上しない訳がありません!
エンジンの次に重いミッションの位置も、少し下がる計算になりますね〜。

でも・・・。
「エンジンメンバーを止めている、ボルトの強度はどうなの?」
と思っていたのですが・・・!?
これまた、只者ではないオーラを発する、ワンオフ製作のロングボルト!
この表面処理のボルトは、かなり固そうです!!!
ボルトのネジ部分に塗っている赤い塗料のような物は、締め付け軸力を一定化するためのμ安定剤だそうです。
そして、新設計したボルトの強度は、純正ボルトの数倍だそうです!
これで、車検も大手を振って、ラインを通過してください!?
それより、エンジンメンバー部分の、最低地上高も心配する必要があるかもしれませんね!(笑)

では早速!付けてみます!
どんな効果が生まれるのでしょうか!?
これが!エンジンメンバーダウンブラケットです!
取り付け方向がしっかり記入されていますので、
方向を間違えることは、ないでしょう。
ワンオフボルトも、凄い!
左がGC8純正の、メンバーブラケットです。
試作品のアッパープレートの金属板は、
L字アングル化されています。
ブラケットボルトは、ロングタイプにされています。
ストラットタワー下の、フレーム部分に装着します。
運転席側は配線配管が、ゴチャゴチャで
狭いですが、がんばりましょう!!!
右は、ウォッシャータンクを外すと見えます。
思いっきり、上を這ってます。
エアコン付きの車は、エアコン配管が鬼門です・・・。

まずは、取り付け部分の確認から!
運転席側は、マスターシリンダーがあって、かなり邪魔そうな予感です。配線や配管が、ごちゃごちゃしているので、これも大変そう。
助手席側は、ウォッシャータンクを外せば簡単そうだったのですが!?
エアコンの配管発見!これは、むっちゃ邪魔そうです。(泣)

では、見た目が楽そうなので?運転席側から取り付けに挑戦します!

簡単に、作業手順を書き出すと!
  1. ジャッキアップし、ボディ下にリジットラックを入れる。
  2. エンジンメンバーのジャッキアップポイントに、ガレージジャッキを入れて、軽く当てておく。
  3. エンジンメンバーボルトを外す。(3〜6片側ずつ作業)
  4. ガレージジャッキを、1〜2cm程ジャッキダウンさせると、メンバーとボディー間に隙間ができる。
  5. ダウンプレートを隙間から挿入!
  6. アッパープレートを挿入!そして、叩いて圧入!
  7. エンジンメンバーをジャッキアップして、ボディーと密着させて、メンバーボルトを締め付ける!(両側同時作業)
  8. ロワアーム根元に、付属のスペーサーを挿入!
  9. ミッションメンバーに、スペーサー挿入!
  10. 各部のマシ締めと点検後、低速で試走開始!アライメントの再調整は必須ですね。
とまぁ、こんな流れですかね〜。
メンバーに貫通している、メンバーボルトを抜きます。
抜くのは簡単です!?
薄いし、ペラペラだし、ボルトが、短いから・・・。
エンジンメンバーを、ジャッキで支えますが、
ボディーはリジットラックの上に載っています。
取り付けボルトを左右とも外して、
メンバーをジャッキダウンすれば、隙間が!!!
メンバーとボディの隙間に、
ダウンプレートを差し込みます!
わくわくしますね〜!!!
そして!ブラケットを上から挿入するのですが・・・!?
なんと、ブレーキ配管に干渉するのです!
でも、後には引けませんので、配管を外して、
折らないように注意しながら!手曲げ加工して?
一旦避けておきます。
ピッタリ装着です!
ブレーキ配管を避けて!やっと、ブラケットを装着!
アッパープレートの耳部分が、絶妙な曲げ具合!
木片などを当てておいて、軽くプラハンで叩いて圧入する感覚に仕上がっています!
パワステラインのボルトは、付かなくなりましたので、宙に浮いてますが、しょうがないでしょう。
GDBは、配管ボルト穴もぴったりと付くと思います!GC8ユーザーとして、時期ロッドの改良に期待します!

運転席側の取り付けは、狭いだけでなんとかなると思っていましたが!?
なんと!ブレーキ配管に干渉!!!
どうやっても入らないので、ブレーキ配管を、マスターシリンダーから外し、軽く手曲げして避けておきます。
そうして、やっと!?アッパーブラケット装着完了!

試作品を受け取った時に、ばくばくさんと話をしていたのですが、
「フレームとの締結向上のために!一体感を上げるために!純正品のコピーではなく、寸法変更してますよ!」
と言われてたんですが、その意味がわかりました!
プラハンで叩き込んではまるような、
絶妙な寸法になってるんです!
プレス成型した物が!不思議なくらいにピッタリフィット!絶妙な寸法なんです〜!!!
本当に、びっくりしました・・・。

今度は右側に挑戦します!
ウォッシャータンクを取り外すだけで、大きく作業スペースが開きますが、エアコン装着車は、バッテリーを取り外してエアコンの配管を逃がしながらの作業になります!!!
純正ブラケット外す時も、
エアコン配管が邪魔なんですが・・・。
アルミパイプですので、軽く手曲げして逃がします。
赤丸のボルトが、エアコンのリキッドタンクを止めています。
緩めて軽く引っ張り、全体的に上方向に配管を逃がします。
ダウンブラケット脱着の時は、
配管に穴を開けないように、注意しましょう!
バッテリー後ろ辺りに、エアコンの配管を止めている
プラスチックの止め具が付いていますので、
上方向に、配管を逃がす為に、慎重に切断します。
装着前の比較!
純正品は、物凄くペラペラです。

本当に邪魔です。
エアコンの配管・・・。

(なべは、壊れない限り、エアコンは外したくありませんです・・・。)

でも、「配管の前後を、大きく動かせばなんとかなる???」
って訳で、がんばって、エアコン配管を大きく上方に移動させます!
純正のブラケットは、簡単に取り外せるのですが、ばくばく工房のブラケットは、かなり大きいので、更に配管を逃がします!最後は、配管を手曲げして、やっと定位置に収まりました〜。

エアコンのアルミ配管の手曲げは、本当に緊張しますね〜。
でも、気合のエアコンレス車なら、物凄く簡単に取り付け可能ですね!
エアコンのアルミ配管を手曲げして、
やっと入った、ブラケット!
この位置で、一旦は止まりますが・・・。
木材を当てておいて、そいつを強打!
割と簡単に入っていきます!見事な圧入具合です!
叩き込む前に、10mmスペーサーの挿入を忘れずに!
フロントロワアームの角度が狂いますので、
シムが付属しています。今回は、15mmを装着!
これは、旋回仕様のシムです!
ミッションメンバーにも、付属のシムを入れます。
ミッション前側にも、シムがあります。
長さは純正ボルトで十分ですね。

ロアアームなどは、仮締めしておいて、最後に1Gで締め付け!
エンジンメンバーボルトは、メンバーにガレージジャキを当てた状態で、締め付けます!
ボルトを締め付けると、コレぐらい下に出ています。
ボルトの余り具合からすれば、まだ下げれそうですが、
ステアリングシャフトとの兼ね合いを考えると、
これ以上エンジン位置を下げるのは、危険ですね〜。
うおぉ!地面に着地しました!!!
エンジンの搭載位置は!気持ち程下がっていますね〜。
車高を少し上げても、前より曲がると思います!
しかし、エキマニのバンテージが、ボロイ・・・。

さぁ!試乗開始です!

まず思ったこと!アライメントが狂ってます!
メンバー外しているので、仕方ないです・・・。
一応、まっすぐ走るのですが、ハンドルの位置が、若干狂ってますね・・・。
でもこれは、「想定の範囲!?」ですので軽く流しておいて?
激変した操舵感に慣れたら、峠に出撃です!!!

と思ったら・・・。雨が降っています。残念!?
でも、めげずに?某箇所で、ドリフトしてきましたので、そのインプレです!
(アライメントは狂ったままですので、控えめに聞いて下さいね!)

ハンドルを逆に切って、フェイント気味に入るのですが、
★ノーズがビックリするほど良く入ります!
これは、低重心効果と、ロワアーム根元に入れるシム効果が現れていると思います!(旋回仕様の15mm装着中!)

次に、ハンドルを切った時の感触は、
★物凄くしっかり感が出ています!
昔、サイドストラットバー?のJspeedの筋金くんが出たとき、即装着して、その激変具合に驚いたのですが・・・。
このばくばく工房パーツの変化具合も、かなりの物です!
もちろん!筋金くんは、現在も装着していますが、相乗効果もあるのかもしれません!
エンジンメンバーを下げなくても、補強パーツ的な使い方も面白そうですね〜。

ミッション位置もシムを入れることで下がっていますので、シフトの入り具合も気になっていたのですが!
★シフトの入り具合は、まったく問題ありません!

次に、今までの5速の場合でしたら、雨ドリするのに、ちょうど真ん中ぐらいの調整位置が、ケツが出すぎず、流れすぎずで私的にはちょうど良かったのですが、今回のパーツ装着後では、もう少し後ろ寄り※1の方が、ドリフトが維持しやすく感じました!
ミッションも6速※2になったし、タイヤも変わった※3ので、単純比較が出来ないのは申し訳ないですが、フロントが物凄く良く曲がるので、以前の設定で真ん中ぐらいだと、すぐに流れが止まるのですよ〜。

※1 DCCDのフリーから、1段階ロック側に回したすぐの位置です。
※2 6速MTは、GDB−Dの物ですので、GCのDCCDと同じの、35:65のトルク配分です。新旧ミッションとも、フロント機械式デフ入り。
※3 225/45/16 BS GV →215/45/17 BS RE050



ドライでも、また走ってみたいし、
早くアライメントの調整をして、走ってみたいです!

新たな新製品の、ロワアームボールジョイントの効果も気になりますね〜。

簡単に曲がる、ペラペラの純正メンバーボルトのステー?
固さをあらわせば、針金ハンガーよりちょっと強いかな?
剛性も何もあった物ではありませんね・・・。

3/3追記
どうやら、純正のペラペラステーですが、フレームとなじませる為に、
共回りしない程度の剛性にしているらしいです・・・。
それなりに、意味があるのですね〜。日々勉強です!







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