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ある日の出来事

2005/05/17


先日、HP上に掲載しているメールアドレスに、「ばくばくさん」とおっしゃる方から、メールがありました。
前回セントラルを走ったときに、急なクラッチ交換や、エンジンハーネス燃やし?で、話題を振りまいた?
元GC8B乗りのへいさんが、
このマニアック?(私は、そんなつもりはないのですが・・・!?)
なHPを、ばくばくさんに教えたのが、ここを訪れるきっかけだったようです。

初めて頂いたメールに返信をさせてもらったら、次の日の朝に返信がありました!
Subject:Re: はじめまして、「ばくばく」です。
御返信ありがとうございます。
〜中略〜
それと、本日は休みなんで 尼○の友人とこに行って、ただでタイヤを交換してもらうことに。
その後、深○にあるスーパーオートバックスに行って パワーチェックをしようかと。
それ以降は予定がございません。 よろしければ、御連絡をいただけましたら 神戸方面なら参上いたします。
ではでは。   ばくばく   090-****-****
 

その日、たまたま仕事が休日だったこともあり、主な用事は午前中に済ませる予定で、午後からのすごし方を考えていたことから、あつかましくもメールに記載されていた携帯番号に電話してみました!
急な直電話に驚くこともなく、地元のスーパーなオートバックスに15時過ぎに会う約束をして、ばくばくさんとお会いしてきました〜!

ばくばくさんの、今日の目的は、パワーチェックです!
GDBB型のスペックCのシャシダイの数値を、見学したいと思います!!!
時間通りに来られた、ばくばくさん。
なべの方が、早く到着していたのですが、全身にまとったカッティングシートが印象的で、すぐに、ばくばくさんとわかりましたよ!
挨拶を済ませ、早速!お車をチェックさせていただきます!
ばくばくさんの車は、かなり競技っぽい作り込みの車でした〜!

細かいネタは、書ききれないほど大量です!

工作機械や、機械工学、溶接技術に精通されている方で、工業系を少しかじっている程度の、なべの知識では、
ついていけない機械加工話にびっくり!?
車を拝見すると、
工作機械フル活用チューンで、二度びっくりしました!
アンダーカバーや、GTウイングのステーは、もちろん自作品!
オルタネーター前のLアングルは、L字のアングルを買ったのではなく、
畳大のステンレス板をシャーリング(切断加工)で切り出し、プレスで曲げて作ったワンオフ品!

アーシングのアースブロックも、フライス盤を使用して削りだした、ワンオフ品!
STIのタワーバーに付いていた、STIステッカーが妙に似合っていて、STIの製品のようです!

マフラーにも触媒が追加!?されたりしていて、環境にも優しい仕様です!
かなり、競技系っぽい外観をお持ちの車です!
ベース車は、GDBBのスペックC!
新品のネオバで、245幅!すっぽり履けるのがうらやましい!
自作のウイングステーが、個性的です!
SSGは、ショップの名前だそうです。
隣に止まっているのは、なべの愛車!限りなく控え目ですね?
芸の細かいネタが、満載のエンジンルーム内!
エアクリ横の空調ダクトは、フレッシュエアを吸っています!
ボンネット吸気!?こんなのを見たのは、初めてです!

金色に輝くのは、HKSのツインパワー!
点火系の強化パーツです。それが止まっている
ステンレス製アースブロックは、なんと自家製!
インタークーラーのフチが、溶接止めされています!
しかも、一度分解してあって、圧力損失対策済み!
溶接の知識にも精通している、ばくばくさんです。
GC系では、真似が出来ない芸当ですが、
ココにブーコンを置くと、むちゃくちゃ配管が短くできます!
これは効果がありそう!GDの方はレスポンスアップに是非!


チューニング箇所を、写真にしていると、いくら載せても足らないくらい、
ハード?な機械工作チューンです!
太いタイヤ(255幅)を履かせると、Gが掛かった時だけトレーリングアームにタイヤが干渉する部分を、
トレーリングアーム側を切り取って逃げ加工を施して、
強度が落ちた部分を、鉄棒を溶接して補強!していたり、
インタークーラーのフチを、全周にわたって溶接!していたり、
ブーコンが、あんなところにある!!!のは初めて見ました!
見たことがないような、いじり方にびっくりしました!
半自動溶接機を自分で持っていたり、スロットル径の拡大加工なども、自分で出来るそうです。
ただただ、驚くばかりです!
驚いてばかりいて、今日の目的のパワーチェックをするのを遅らせるのは悪いので、車の拝見を程ほどにして、
受付にパワーチェックをお願いしに行ってきます。

測定開始まで、20分の待ち時間の間、またまた話し込んでしまい、暖機を忘れておりました・・・。
PITから測定準備完了の電話があり、あわててエンジンを始動させる、ばくばくさん!
暖機を促進する為に、5000回転付近を保っていると、なんと!!!
ミスファイアリングも付いているそうで、
激しい排気音が・・・。
アクセルの踏みなおしだけで、停車時にブーストが掛かっているのは、見ていて異様ですね。
街中でミスファイアリングはうるさいので、ECUのスペアーを持っているので、繋ぎ代えたりもするそうです。
なかなか、ここまで作っている車は、なかなか居ないことでしょう・・・。
下を覗き込む、PITの方と、ばくばくさん。
GDBBのスペックCは、サブフレームレスなんで、
固定の為に引っ掛ける場所が、ほとんどありません。困った!?
どこをどうやって固定したのかは謎?ですが、
なんとか、シャシダイの上に載りました〜!
ドアミラー下に、「ばくばく」って書いていますね!


そういえば、GDBBのスペックCは、サブフレームレスなので、シャシダイのローラー上で車を固定する為の牽引フックなどが、ない車なのです!
でも、一応、どこか?に引っ掛けたようで、なんとか車を固定することが出来ました〜!

ばくばくさん  「シャシダイ前の壁は、300PS衝突対応の壁ですかね?」
なんて、冗談をかましながら!?
測定を見守る、なべとばくばくさん・・・。

ブーストは、1.5Kで!
レブは控えめの7500回転で計測します!


計測結果は、なんと!!!
345PS!46.3kg.mと言う結果に!
さすがは、進化型のEJ207!AVCS付きのエンジン!時代の進化は凄いです!
細かいチューニングの積み重ねの成果もありますね!

その後、試乗をさせていただける話となり、全○を踏み抜く為に?
すぐ近所にある、深○浜へGO!!!
約2年前、私もパワーチェック前に、ココでブーコンの微調整をした所でもあります!

白昼堂々?と、3速全○まで踏んで見ます!
元々が、軽いスペックCに、更なる軽量化されているので、GCから見れば重たいと言われているGDBも、重さを感じることはありませんでした。さすがに、345PSともなれば、パワフルですね!

クラッチペダルも、強化のメタルが入っている割には、かなり軽かったのですが、
ばくばくさんの話によると、レリーズシリンダーの内径が、
ボーリングされていて、ボアアップされているそうです!
凄い機械工学チューン・・・。
着眼点が違います!そりゃ〜、クラッチペダルが軽いわけです・・・。
(レリーズシリンダーの内径が増えると、ストロークは短くなりますが、ペダルが軽くなります。
結果、半クラッチの領域が増えて扱いやすくなるようです。)


しかし、ばくばくさんのGDB。
ひょっとすると、1200kg台にまで軽量されているのではないでしょうか???
コレをみてください!
こちらも、軽量ボンネットに交換済み!
インタークーラ用ダクト横の丸穴は、
トイレの外壁?などに付いている、ダクトです!(笑)
表皮がカーボン!裏が1プライ?西尾ガレージ製ドア!
これは製品版より、更に薄いらしいです。
開けてみたら、笑います!
ドアではなくて、間違いなく!「フタ」です・・・。(笑)


一見、派手なステッカーが貼られているお陰で、判りにくいのですが、
軽量ボンネットに、軽量ドア仕様だったのです!
無理をお願いして、リアドアを開けさせてもらったのですが、ドアを開けた感触は、
まるで、何かのフタを開けた?
ような感触です。

普通のリアドアを開ける感覚で、ドアノブを引くと、ドアに重さがなさすぎるので、体がよろけるくらいです!
例えるなら、鉄の塊だと思って気合を入れて持ち上げた物が、発泡スチロールの塊だったら、軽すぎて体が驚くでしょ?
まるで、そんな感じなのです!!!
そんなドアなので、このドアに、挨拶代わりの飛び蹴りは禁止です。(笑)

その後、お茶を飲みに近所の、ファミレスへ行ったのですが、
どうやら、ばくばくさんは、なべの事を、「凄い人?」と思われているご様子・・・。
いやいや・・・。
ばくばくさんは、私以上に凄いですから!!!

工学の知識と、溶接技術と工作機械を操れると言う、特殊技能の持ち主ですから、車いじりに物凄くプラスになっていますよね!
工学や、素材の話で悩んだ時には、またいろいろお聞きするかも知れませんが、よろしくお願いします!

今度、MLSを走られるようで、そのタイムも気になるところですね〜。
期待していますので、がんばってください!!!







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