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純正4POTキャリパーを
OHしました!



2005/04/07



今日は、足回りのGDB化計画!は、とりあえず一休みしておいて、
走っている車&古い車は、必須のメンテナンス作業をします!

それは、表題にもあるように、ブレーキのオーバーホールです!

本当は、マスターシリンダーのカップも気になるところですが、面倒くさいので!?
目の前にぶら下がっている、4POTキャリパーから、順番にやっつけることにします!

だって、普段の私なら、そんな面倒な事はしないのですが、ブレーキパッドが斜めに削れているのを見ているし、ブレーキのダストブーツが、ボロボロなのも見てしまいましたので、さすがの物臭な、なべ管理人も耐え切れませんでした・・・。

このまま元に戻すと、近いうちに、もう一回分解しないといけなくなるので、
面倒臭さも当社比?2倍です!
ブレーキを引きずって、ペーパーロック起こして動くに動けなくなったり、錆などでキャリパーピストンが固着して、抜けなくなっては、素人の手に負えなくなるので、この辺で手を打っておきます!

GDBロアアーム計画!が途中で頓挫している原因は!?
固着したタイロッドの、部品がまだ届かないので、作業が先に進める事が出来ないだけなのですけどね・・・。
早く来い!タイロッド〜!

まぁ、そのお陰で、ちんたらとキャリパーを分解出来るのですが・・・。
ちなみに、教材?の車は、STI3のタイプR!ABS無しの古典的なブレーキ配管の車です。
おお〜!目の前に、ぶら下がっています・・・。
「今やらなきゃいつやるの?」って感じでしたので、
4POTキャリパーのOHします!

見事に!カタベリしたブレーキパッド!もったいない!
右回りのセントラルを走れば、こうなるのは、
決まって左前なんですよね・・・。

ダストブーツに、見事な穴が開いています・・・。
水が入って、中が錆びる原因ですね。
今回使用する、SST???は、
この安っぽい、エアコンブレッサーです。
コイツが、いい仕事をするんですよ〜!

OHの、詳しい手順につきましては、あるようでありません!?
ダストブーツをめくって、ピストンを取り出し、ゴミや錆などを落とします。
シリンダー内に錆などが出ていなけりゃ、シールを交換して、グリスアップして、元に戻していくだけです。
ただひとつ、コツが必要です!
ピストンの抜き方です!

かなり奥に引っ込んでいるので、なかなか引っ張るだけでは抜けてこないのです・・・。
そこで!登場するのが!
2000円くらいのエアコンプレッサー!

どうやって、使うのかと言うと!

ブレーキホースの付いていたネジ穴から、キャリパー内に空気を押し込みます!
キャリパー本体に、ノズルを押し当てて、無理やりに空気を入れるのです!
すると!!!
固着していないピストンから、「ぬぅぬぬぬぬ〜」っと出てきます!
完全に出てしまうと、エアガンの弾丸!のようにピストンが発射!されてしまいますので、ギリギリの所でかまぼこ板などで、ピストンが飛び出し過ぎないようにしてください。

そうすると、次に動きやすいピストンが、「ぬぅぬぬぬぬ〜」って出てきます。
それも、ギリギリの所で押さえておいて、ピストンが飛び出させないようにしてください。
そうして最後に、固着ぎみのピストンがやっと出てきます。
1個だけ完全に抜けても、もう一度押し込んでやってください。
一度抜けたピストンは、動きやすくなっていてすぐ抜けるので、心配無用です!
固着しかけのピストンを、動かすように、均等に押し出させるのが、コツです!
全部のピストンが、外れるギリギリまで押し出させたら、ピストン側面に傷をつけないようにしながら、1コづつ抜いて下さいね〜。

でも・・・。
「どうしても、取れないピストンが・・・。」
と、お悩みのあなた!
最後の手段は、車にブレーキホースを付けた状態でブレーキを踏んで、油圧でピストンを押し出させる技もありますよ!
この場合も、固着していないピストンが、先に抜けてきますので注意してくださいね。
エンジン始動状態なら、マスターバッグのお陰で必ず抜けるはずです!

ピストンが抜けたら、錆び汚れや、ブレーキダスト汚れ、付着したグリスなどをきれいに掃除します!
分解直後のキャリパーです。
黒いブレーキオイルと、蓄積汚れが中に堆積しています。

水の入った証拠!!!
微妙に錆びているのがわかると思います。

T○Pバリューの食器洗剤です!
かなりきれいになりますよ〜。
キャリパーを除菌できるのが、うれしいです!(嘘)
キャリーパー本体や、ダスト汚れのひどい物は、
食器洗剤を適当に混ぜたバケツに放り込んで、丸洗い!
本体には、ワイヤーブラシを動員して、豪快に洗います!
でも、錆びはひどくないので、
真鍮ブラシ&ウエスで擦るだけで、きれいになりました〜。
表面のメッキが、頑丈なお陰ですね。
これが、すべて磨き上げたピストン達!?
きれいにピカピカです!除菌も完了!?
油路の水気を乾かします!

ピストンを取り出してみると、以外に錆が多い・・・。
この錆が、ピストンの動きを阻害して、妙なパッドの減り方となるのでしょうね〜。

キャリーパーを丸洗いしていると、
キャリパー側にも、錆び発見!
ピストンだけかと思ったのに・・・。
でも、シールよりも外側の方ですので、耐水ペーパーで錆びを落とすだけで大丈夫そうです。
良かった良かった!
左だけがおかしいのかと思ったら、右にもブーツ破れ発見!
ダストブーツが破れているところは、錆びています・・・。
変な磨耗等はないのですが、やっぱり少し錆びています。
耐水ペーパーで適当に、錆び落としをしておきます。
シールキットに付属している、ピンク色のグリスを、
ピストンに塗り塗りします。
ピストンを挿入する前に、ダストシールを装着します!
キャリパー内の溝に、グリスを塗って、
シールを入れておきます。
ピストンを挿入!
奥まで挿入したら、ダストシールを、シールキットに付属の、
スナップリング?で、止めます。
1POT完成!!!まぁ〜こんな感じです。(笑)
写真を撮りながらなので、ちんたらと作業してましたが、
ピストン抜くところから、1時間くらいで全部終わりました!

組み付けは、難しい事はありません。
元通りに組んでください。(説明になっていないですね・・・!?)
エア抜きしてブレーキ踏んでみて、ちゃんと止まれば、組み付けは間違えていないでしょう!?(適当っすか?)

ブレーキOHする際のシールキットは、2000円くらいで買えるので、工賃がかなりお得です!
特殊工具も要らないので、ブレーキパッドを自分で交換できる人なら、是非やってみましょう!!!

そうそう。
キャリパーを左右とも外してしまうと、左右どちらのキャリパーなのか、わからなくなるのですけど、
もし、困ったらエア抜き用のボルトの位置を見てください!
上に来る方が正解です!

下に来てしまうと、一生エアが抜けませんから〜!!!残念!?
見にくいですが、ブレーキホースの銅ワッシャーに
亀裂が入っています・・・。外す時に割れたのでしょうか?
12時の部分なのですが、見えますか???
再使用禁止部品なのを、再認識させられますね・・・。
とりあえず、OHできた4POTキャリパー!
後は追加で注文した、銅ワッシャーと、
タイロッドの到着を待ちます!
エア抜きは、次の作業日にやります!

はっきり言って地味・・・。
なメンテナンス作業ですが、これをやると、
ブレーキのタッチが良くなるんですよ〜。
今回は、約4年ぶりのOHですが、4年も激しく使えば!ダストシールは熱で痛みます!
エアをきっちり抜いても、ブレーキのタッチが良くない人は、OHも検討してみて下さいね!
なべ号みたいに、パッドの方減りが出ていなくても、
価値はありますよ〜!
ちなみに、ブレーキパッドはもう少し、あのパッドを使います・・・。貧乏性なもので・・・。

次こそは、GDBロアアーム仕様を完成させて、インプレッションをしたいですね〜。







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