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足回りのGDB化計画!
フロント編 その1


2005/03/24



某オークションで、GDBの足回りを、ごっそり買い集めてみました〜。
クラッチも交換しないといけないのですが、やりたい事を先にやってしまいます!?

しかし、GDBの足回りは、GC8よりもワイドトレッドなのは、3ナンバーなので、猿でもわかるのですが、
一体、どのくらいワイドになるのでしょうか?

ワイドトレッドスペーサーは、その日の気分?によって、トレッドを調整できる利点もあるのですが、
  • 厚みによっては、ロングハブボルトに換える必要がある。
  • 約2cm以上は、ハブに装着するタイプのスペーサーになる。ハブがちょっと重くなる。
  • 車検適応外?パーツなので、車検時は外す必要がある。
どれも、些細な問題?なのですが、
もっと、自然にワイドトレッド化したかったので、
「GDBロアアームを付けよう!」
って、思いつきで考えました。(←単純?)
S13乗りが、S14ロアアームを流用する感じ?とでも言いましょうか???

とりあえず、必要だろうと思われる部品を買い集めました!

必要だと思って(思い込んで?)買い集めた物リスト!
GDBロアアーム (足回りのワイド化に必需品!)
GDBスタビリンク (せっかくですから、新品部品を、注文してみました。)
GDBドライブシャフト (足が長いと言う事は、ドライブシャフトも長いはず???)
GDBナックル (ドライブシャフトに付いて来ました・・・。)
GDBタイロッド (ほんぐおさんからの、頂き物です!感謝感謝!)
その他には、スタビライザーなども、必要か?
と思いましたが、これ以上の出費はきついので却下します。
ある程度は、スタビリンクでごまかせるでしょうしね!?

GDBのタイロッドは、ほんぐおさんがエンジンを買った時に、エンジンメンバーに付いていたギアボックスに、おまけでくっついてきた物です。
お願いして、譲っていただきました!ありがとうございました!

装着開始前に、ネット上でいろいろ検索をしてみるものの、GC8にGDBのフロント足回り装着例は、
まったく見当たりません・・・。
(検索のやり方がヘタレ!なだけかも知れませんが・・・。)
前例は、いくらでもありそうな事なんですけどね〜???

前例がないなら!?
じゃあ!俺がやってやる!
って事で、行き当たりばったり!?で、ロアアームのGDB化に挑戦します!


計画したのは、いいのですが、足回りを分解し始めて、「工具が足らな〜い!」とか、「部品が足らな〜い!」って事になったら、買いに行く足!がありません・・・。
と、言うのは・・・。現在、愛原付のJOGアプリオ君は、1月中旬に転倒した事により、、
フロントフォークがあっちに向いて、ブレーキレバーも折れてしまって・・・。
即!廃車ですね・・・。

そんな訳もありまして、買ってきました!NEW愛原付!
今度は、JOGアプリオ タイプ2!
「何が違うねん?」
と思ったあなたに、簡単に解説!

フロントブレーキが、ドラム→ディスクブレーキ化!
純正エンジンが、6.8PS→7.2PS!
フロントショックが、強化仕様!
フレームも、進化しているようで、剛性が高いらしいです。

とまぁ、いろいろ違うのです!
仕入れたのは、もちろん中古バイク!
しかも、エンジンブローしている、故障車です!?
だけど、もちろん格安です!節約節約っと!

付いているエンジンは、ゴミですが、
廃車になった原付のエンジンは、まったく問題ない状態!最悪は積み替え!と言う選択肢があるから、問題ないです!

足の確保に、原付エンジンの修理にかかります。

原付で、一番トラブルになりそうな所は、シリンダー&ピストンです!
だって、常用で5000回転以上は回っていますからね〜。
しかもキックすると、異様にクランクが軽い!まるで、プラグが仮止めみたいな感じなんです。
そんな訳で、あてずっぽでシリンダーを分解します!

さっそく、故障した原付の、シリンダーを外してみると!
ピストンリングが凹んだまま、焼きついてしまってました。
どうやら、圧縮漏れを起こしていたようです。ピストンの一部も欠けてしまっています。
欠けた破片は、どこに行ったのでしょう???
約3分間も!?クランクケース内を探しても出てこないので、
さくっとあきらめて、シリンダーを組みます!(←そんなんで大丈夫か?)
左が廃車の原付、右の中古車へ、何から何まで移植中!
バラバラの原付・・・。この状態を、「鶏ガラ」と呼びます!?
問題のエンジンの故障箇所は!?

見事に、欠けてしまったピストン。
2本のピストンリングも、溶けてピストンと同化していす。
原付なら、1日で直るので、笑って終わりですが、
車ではこうなって欲しくないですね〜。
エンジンも始動し、まもなく完成!?
メーター部分を分解して、最終仕上げっと!
その仕上げとは!!!バカ全開!?
いつかは、振り切りたい?130Km/hメーター!


原因が判明したら、こっちのもの!
カウル類を外してみると、点火系の違いにより、エンジンだけを移植できない事が判明!
ですので、ハーネスも一緒に移植しなくてはいけないのですが、すべてを移植するより、シリンダーだけを移植する方が簡単です!
そんな訳で、事故車から、ボアアップシリンダーだけを移植して、エンジンの始動を確認して、一安心。
24パイのキャブ、BIGリードバルブ、スポーツマフラー、リア社外ショック、駆動系、デジタルタコメーター、サイドスタンド等を、いいとこ取りで部品を移植!
リアブレーキワイヤーが錆びていたのと、フロントのパッド残量がゼロだったので、部品を追加注文!
ナンバーをもらいに行き、足にしては速過ぎる原付が、復活しました〜!めでたしめでたし!?
日数は、3日程で復活できました〜。
その数日後、原付の復活により、フロント足回りのGDB化作業に入りました!

作業自体に、特に難しい所はありませんが、やっぱり難関のハブのセンターナットです。
今日は、朝早くて頭が寝ていたのか、ガレージジャッキでメンバーを持ち上げ、ジャッキアップ!
インパクトを使ってタイヤを外した所で、気が付きました!?
センターナット緩めていないです・・・。
十字レンチを使ったタイヤ交換の時に、ジャキアップ後にナットを緩めるのと、
同じ系統の愚行ですな・・・。(特にFR車のフロントの場合・・・。)

駄目もとで、ナットのカシメを起こし、スナップオン電動インパクトでバリバリやってみると!!!
30秒後に、緩みました!!!
左右とも電動インパクトで緩んだので、ちょっと得した気分です♪
でも、インパクトの元気がなくなり、電池を充電器に!充電できたら、下回りのボルトを緩めるのに使います!
残りはハンドツールで、がんばることにします!

4POTキャリパーを外して、ローターを外し、ショックのロアボルトを緩め、次はタイロッドエンドです!
前回、左側ナックルを外す時、かなり苦労したので、最近もらったタイロッドエンドプーラーを試してみました。
外観は、錆び錆びですが、なかなかいい仕事をします!
プーラーをセットして、ナットをどんどん締めていくと、
「バコッ!」って感じで、外れます!
これが、用意した大物部品たち!
リア周りも、揃いました!まず、フロントから!!!
この辺までは、さくっと出来るのですが・・・。
ハブベアリングの時に、難関だったタイロドエンドの分離。
「バコッ!」と一発!今日は、SSTの登場で楽勝です!


タイロッドが外れれば、後はロアアームボールジョイント部分で、ロアアームとナックルを分離して、ドラシャを抜き取ります!ミッション側を忘れずにピンポンチで抜いておいてください!
ハブはベアリングを交換したばかりですが、長くなっているGDBドラシャに換える事にします。

後は、ロアアームが残っているので、満タン充電のインパクトで緩めて、ロアアームを抜き取ります!
さぁ!GCとGDBの、ロアアーム比較です!
ぱっとみた感じは、ほとんど一緒ですが、
左のGDBロアアームの方が、10mm長いです!
しかも、ちょっとだけ軽い!!!
スタビリンクが、付く部分に注目!
左のGDBロアアームは、垂直ですが、
右のGC用は、斜めに付いてます。
GC8のロアアームです。根元の端から、
ロアアームボールジョイントボルトまで、370mm
GDBのロアアームです!
根元の端から380mm! GC8よりも10mm長いです!

比較して、まず感じたのは、
◎GDBのロアアームの軽さ!
同じアルミですが、GDBロアアームは鍛造品なのでしょうか?若干軽いです。
もしもそうなら、強度も上がっていることでしょう!
見た目は同じでも、軽いアルミホイールと、重いアルミホイールがあるような、そんな感覚です。

◎長さはGDBの方が、1cm長い!
たった片側1cmかもしれませんが、少しでもコーナーリングで踏ん張るようになれば、嬉しいです!
これが、主たる目的なんですが・・・。ひとつ問題が・・・。

◎スタビリンクの取り付け部!
GCのスタビは、車高が高い事を前提としているようですが、GDのスタビリンクは、その長さと、ロアアームの取り付け角度からして、車高を落として使うことを前提とした、取り付け角度ですね。
GCに、GDBのスタビリンクを流用すると、破損する!って言うのは、この取り付け部分の角度の違いから、ロールした時に、スタビリンクの可動範囲を超えるので、壊れるのかもしれませんね。

作業は、今日中にロアアーム交換を終えて、夜に走り回ろうと思っていたのですが、
思わぬところで、壁にぶち当たりました・・・。

その壁とは!?
ロアアームのミッション側フロントの、ブッシュに、金属製のボスが入っているのですが、その長さが5mmほどGDBの方が長いのです。
と!言うことは!?
ロアアーム取り付け部分の、エンジンメンバー側の幅が狭いので、
GDBのロアアームは入りません!!!

分解作業が一通り終わったので、休憩を挟んでから、気合を入れてロアアームの取り付け作業に取り掛かった、1分後の出来事でした・・・。
「はぁ〜。なんてこった・・・。」
GDBロアアームを、GC8に流用する時には、
ポン付けではありません!
困った困った・・・。
GDBのメンバー側フロントブッシュです。
なんと!ボスの長さが、GDBの物とは長さが違います・・・。
と言う事は!?ポン付け出来ません!イタタタ・・・。

GC8側のフロントブッシュです。
ボスの長さが、約6mmほど短いです。
このメンバー部分に、ロアアームが入るのですが、エンジンメンバーが違うので入りません・・・。
基本設計が、GDBとほとんど同じなので、なんでも移植できるのが面白と噂の?GC8ですが、
さすがに、メンバー交換はエンジン降ろさなきゃ出来ないでしょうし、辛いです。
GC8に、GDBのエンジンをスワップした時に、メンバーごと載せ換えたら、
ロアアームも交換しなくちゃいけないと言うことですね。
BE、BHレガシィなどは、ポン付けなのかなぁ〜???


まぁ、腐っていても前には進めないので、どうしたらいいのか、8ビットくらいの脳みそで考えて見ます。
よく観察すると、ロアアームの内径には違いがないことから、ブッシュをGC8のブッシュに交換するだけで、装着出来そうです!
そうと決まれば、話は早い!修理した原付に乗って、近所のホームセンターに、
ギアプーラーを買いに走ります!(足を確保しておいて、良かった〜!)
そうです!このギアプーラーで、ブッシュを抜き取るのです!
一般の素人が、プレスなんて持ってませんから・・・。
これがあれば、リアデフのサイドベアリングも交換できますね!?

本当は3本爪仕様が欲しかったのですが、ホームセンターになかったので、2本爪仕様で我慢我慢・・・。2500円也!
自宅に帰り、ギアプーラーをロアアームにセットして、ハンドツールで締めこんでみます!
ブッシュを抜くのに、買いに走ったのが、ギアプーラー!
2500円!原付を復活させておいてよかった〜!
こいつを、ロアアームにセットして、ブッシュを押し出すのです!

ついでに、GDBのドラシャと、GC8のドラシャの違い。
左のGDBの方が、一回り太い!しかも、長い!でも、重い・・・。
長いロアアームに、合わせて長くなっています。
でも、多少伸びるから、必要ないかも???
ギアプーラーをセットし、抜くことは出来ましたが、
なんかおかしいです。どうやら、ブッシュの中心部分だけが、
千切れて出てきているだけのようです。
GC8のボスも、抜いてみました。
左が、GDBのブッシュのボス
右が、GC8のブッシュのボス・・・。長さが・・・。

ちょうどいい、あて物がなかったせいもあり、
中心部分の、ボスだけが抜けてしまいました・・・。
「GCのロアアームからきれいにブッシュが抜けたら、そのままGDBロアアームに打ち込んでやろう!」
って思っていたのですが、考えが甘かったようですね・・・。
出来るのであれば、ブッシュが付いたまま、ボスの長さを削って調整したうが賢いのかもしれません。

次回の作業に間に合うように、新しいブッシュなどの部品を注文しておいて、今日の作業は終了しました〜。
なかなか、ブッシュの交換は素人では難しそうです・・・。
さぁ、どうしたことか・・・。

しかも作業中に、運転席に座る事があって、何気にブレーキを踏み込んでしまい、
あ゛ぁ〜!ブレーキキャリパーのピストンが〜!
完全には飛び出なかったので、ギリギリセーフだったのですが、
ピストンの飛び出し具合を点検している時に、ダストブーツがボロボロなのを発見!
パッドも、変な減り方をしているのです・・・。

意外と、この戦い!長期戦になるかもです・・・。

ピンボケ写真で失礼します・・・。左側キャリパーです。
パッドのちび方が、左右で違うのです!
ダストブーツも、穴が開いているし、OH確定です!
はぁ〜。問題が多いです。
今日も、やっぱりジャッキの上に載っている愛車・・・。
次回には、完了するのでしょうか???
今回は左右とも、足回りがバラバラ〜。
車なし生活が、再びスタートです!?







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