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GDBブロック移植チューン 15日目 ついに!復活!!! 2004/09/27 |
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「ぎゃーっはっはっは〜!」 と!笑ってる人も多いと思うのですが、私的には笑えない話になってしまった、前回の日記・・・。 コレを読んでいる方は、面白いけど、私は面白くないです・・・。はい。 故障の症状としては、エンジンの不調ではありませんし、点火系というのが絞れていますので、比較的、簡単なトラブルですが、ブロックの移植という、ややこしい事をしているので、点検しなければいけない範囲が、かなり広いのです。 「火が飛ばない!」 と言えば、あてずっぽ?で交換してみたくなる、 イグナイター、そして点火コイル、純正ECUなんかも持ち込んで、万全の体制で臨みます! 今日こそは、乗って帰りたいです! 大量の電気配線系のトラブルシューティングマニュアルを持ち込んでみて、火が飛ばない原因を調べます! GDBブロックを移植して、電気配線、センサー類は、GC8用をすべて移植! ヘッドなどはそのまま継続使用。 原因は何でしょう??? とりあえずは、簡単に交換できる、クランク角センサーや、カム角センサーの取替えをしてみます。 次に、イグナイター、点火コイル、コンピューターと、次々に手を換え品を換え・・・。 とっかえひっかえで試すのですが、すべてアウト! 後は、タイミングベルトしかない! と言う結論に、達しました・・・。 せっかく完成したエンジンを、車載状態でのタイミングベルト交換の要領で、分解していきます! ラジエーターを外して〜、ベルトを外し〜、クランクプーリーを外して〜、Tベルトカバーを外して〜! タイミングベルトと、ご対面! この間30分! 作業のスピードも、かなり手早くなっています! 慎重に、クランクプーリーにレンチをかけ、点線の合いマークを合わせに行きます。 そういえば、プラグが付いたままなので、クランクはちょっと重いです・・・。 点線の中心を、クランクのタイミングギアの上部に合わせ、各カムスプロケを点検すると!!! 全部、きっちり合っています! うわぁ〜!頭が真っ白、もうだめっす・・・。 と、思った瞬間! Ammy氏 「GCの、クランク部分のタイミングギアの奥が、違った形しているけど?」 と、神の一声! 横に置いているEJ20K腰下の、クランク角センサーのピックアップ部分をみてみると、本当にぜんぜん違います! GDBのギアの方が、ピックアップの突起数が、かなり多いのです! ここで、セルを回している最中の、ある現象と合致することに気が付きました。 ある現象とは、セルを回している間は、タコメーターが、2000rpm付近を指していたのです! 「そんなわけないでしょ???」 と思いながら、無視してギュンギュンと、セルを回していたのですが、馬鹿ですね〜。 今考えれば、突起部分が多いわけですから、突起の数だけクランク角センサーが点火信号を出しているのですが、それをメーターが読み取って、突起の数だけ多く表示していたのでしょう・・・。 セルを回して、タコメーターも見た瞬間に、気が付いている人って、いると思いますしね〜。 セル回しただけで、2000RPMっていったい何??? 48Vくらい!?電圧加えてるのでは、ありません! 本当ですから、実験してみてください! 面白いので是非!お試しあれ!?(誰が試すか!って!?) |
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原因は、判明しましたので、とりあえずは、オイルも規定量入っていることですし、タイミングベルトを慎重に組み付けたら、 ラジエーターも、クランクプーリーも、付いていないまま、エンジンの始動を試してみます。 「そんな事しても、いいの?」 と思われるかもしれませんが、ぜんぜん構いません! エンジンが冷えているときの、水無しのエンジンの始動は、10秒くらいなら全然問題ないです! 再びキーを差込み、セルを回します!!! もうすでに、1回エンジンが掛からなかったから、案外、気楽にキーを回します! 「きゅきゅきゅ!ぶぅぉっ!ぼぼぼぼ〜!」 エンジン一発始動! アイドリングの安定を見たいのは山々ですが、ラジエーターなどの部品が外れたままですので、エンジンをすぐに停止! これで今日、愛車と帰れることが確定したので、やる気も、作業スピードも、倍の気持ちで、どんどん組み上げます! |
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ラジエーターも、無事に付いて、すべての補記類が付きまして、正式に?エンジンを始動させます!!! 冷却系統のエアが、ものすごい噛んだままですので、すぐさま水を継ぎ足して行きます。 すると!ラジエーターキャップの中から、謎の物体が! 大量に出てきます!!! なんじゃこりゃ〜! まるで、鍋料理で浮いてくる、アクのような感じで・・・。 その様子は、中華スープの中に浮かんでる、 溶き卵のようです!(増量中っすか!?) |
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イメージですよ・・・。 こんなものが、次々浮かんでくるのです!怖い怖い・・・。 |
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その!溶き卵入り?の水のにおいを嗅いで見ると、灯油臭い! そうです! 燃焼室を計測したときに、使ったエンジンオイル&灯油の測定油が、水回りに落ちていたようで、ブレーキクリーナーで洗浄できなかったものが、水に乗って流れてきているのだと思うのです!!! やっぱり、ブロックはガソリンなどで洗わないといけないですよね・・・。 一瞬、水穴と、オイル穴が通じているのかと思いました・・・。 排気ガスは、タービンアウトレット付近で漏れているようで、排気漏れ音がどこからともなくしています。 排気漏れは置いておいて、 とりあえずは、ラジエーターキャップ部分に、浮きまくる溶き卵!?の回収から・・・。 これって、ラジエーターに詰まったりしないのでしょうか? そんな余計な事を考えながら、溶き卵のほとんど回収完了。 駐車場に水道の設備がありませんので、ホースを突っ込んでおいて、流しっぱなしの洗浄はできないのです・・・。 水の通路は、後日に要洗浄ですね・・・。 排気漏れはエンジンを止めて、インタークーラーを外し、タービン遮熱板を取り外し、インタークーラーを仮組みして、エンジン始動! エンジンをかけた瞬間は、排気漏れの音がしないのに、ぬくもってくると排気漏れが始まるのですよ〜。 排気漏れが始まった時点で、エンジンが掛かったまま、タービンエキゾーストの出口側である、フロントパイプとの接続部分をまし締めしてみます。 ですが、まったく音質に変化なし・・・。 ここで、フロントパイプ周辺に手をかざしてみると!!! 見つけました!えらいところから!
一瞬、マフラーパテでも入れようか! と思ったのですが、クラックが長すぎるので、止めました・・・。 面倒くさいのですが、純正に戻すことにします。 |
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フロントパイプをせっせと、純正に戻し、水も灯油臭いのですが、 完璧な状態?でエンジンを始動! アイドリングは、ちょっと高めですね。水温は、90度付近で安定しました。 90度付近で安定しています。 助手席のECUを元通りに取り付け、エア抜きついでのエンジン音に酔いながら、周辺の片付けをしましたよ! 散々、短いホースを引っ張りまわしたエアコンのガス漏れもないようで、冷房もばっちり効いています! パワステは、長いことホースを地面に垂らしていた事から、パワステオイルがなくなっていたので、ATFを継ぎ足して、ロックトゥロックのすえ切りで、エア抜きしてパワステもOK! エンジンオイルも、オイルクーラーのサーモが開いたのか、量が減ったので1L足しておきました〜。 ここまできたら、後は仕上げです!? グリルに、STIのオーナメントの貼り付け! 遊び心ってやつですよ〜! 「腰下がGDBの証です!?」って事で・・・。 |
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長かった、駐車場占拠事件!?は、やっと終焉を迎えました・・・。 まじで、長かった・・・。もう、長〜い作業は、懲り懲りですよ。 でも、本当にやりがいのある作業でしが、逆に自分の作業ペースの遅さを実感することもできました。 Ammyさん! 長い間、駐車場をお貸しいただいて、ありがとうございました! 仕事の合間に、お手伝いしていただき、本当に助かりました! 従業員の皆様方! 手を貸していただき、ありがとうございました! 知恵を貸して頂いた皆様! いろいろ、教えていただきまして、ありがとうございました! 皆様のお陰で、無事に完成することができました! これからも、(見捨てずに?)見守ってやってくださ〜い! とりあえずは、セッティングまで慣らしと称して、走り回ってきます!!! |
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本当に、ありがとうございました! | |||||||||
手ぶれしまくりですが、「本当に走ったぞ!」 と言う、証明写真!をぱちり! 愛車を運転するって、素敵です! |
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