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GDBブロック移植チューン 14日目 エンジン始動!? 2004/09/24 |
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前回の日記で、エンジンが載る所まできたので、あとはこまごまとした残務を、やっつけるだけです! 今日は、電車で来て、愛車で帰ります!!! そんな覚悟を決めて来ました! ここまで進めば、本当にエンジンの始動は、目の前です! その残るやっつけ作業に、フロントパイプの取り付けがあります! フロントパイプは、純正ではなく、メタル触媒付きのフロントパイプを使いたいわけですが、 ちょっとした問題があるのです! 今年5月にエンジンの不調から開放されて、ショップで車検もお願いした際、メタル触媒を使用していたのですが、排気漏れによりNGをもらったので、検査時は純正触媒を取り付けて復活していました。 排気漏れしたのは、フロントパイプのマフラー側フランジです! その問題のフランジは、スバル純正の球面ガスケットではなく、 日産車などと同じ、フランジを採用していたのですよ・・・。 取り付け穴は同じ位置でも、球面ガスケットの使用が前提のマフラーと、日産車と同じフランジのフロントパイプじゃ、いくらメタル触媒だからといっても、排気漏れして車検に落ちて当たり前というものです・・・。 そこで!そのフランジの問題を解決して、 ポン付けタービンの威力を存分に引き出してやります! |
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そんな偉そうなことを言っても、お世話になっている、Ammyさんの中古車屋さんに、溶接の機材があるわけもないので、8ビット駆動の頭?を使って、フランジをどうにかします・・・。 でも、結構あるようですね・・・。スバル車の、この手のフランジって。 Ammy氏が所有している社外のフロントパイプも、このような日産と同じ形状のフランジを使用しているそうです。 今日は、このフランジ加工をするのに、ディスクグラインダーを持ってきていますので、 加工しやすそうなパイプを物色・・・。 すると、見つけてしまいました! 大量に消費した、ブレーキクリーナーの缶が、ぴったりなのです! 早速、ブレーキクリーナー缶を、ディスクグラインダーで輪切りにするわけですが、 その前に、缶に穴を開けて、内部ガスを抜いておきましょう! そうしないと、爆発しますので・・・。 無事に適当な幅で輪切りに出来たら、、ブレーキクリーナー缶の方が、輪が少し大きいので、縦に切込みを入れます。 そして、リングガスケットの内側いっぱいに、切り込んだ缶を広げておいて、ちょうど重なった所に、リベットを打ち込む穴を2箇所開けました。 そして、ボディーをリベット止めした時に使った、ステンレスリベット2本で輪を接合します。 特別に強度を必要としないのですが、高温になるところですから、アルミフランジのリベットは避けた方がいいかも? リングガスケットアダプターが完成したら、リングガスケットを先に装着しておき、フロントパイプに軽く叩き込みます。 我ながらいい出来でしょ??? はみ出した、リングガスケットアダプタ^−は、グラインダーで適当に整形して完成です!!! |
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燃えないゴミ再利用の、この手作りの品を、 リングガスケットアダプター! と勝手に命名します! リングガスケットアダプターが完成したら、今日中に乗って帰るつもりですので、早速、車に取り付けます! フロントパイプは、純正に比べると半分くらいの重量しかありませんので、取り付けも楽勝です! 作りが悪いからなのかは分かりませんが、穴が合わないステーは無視して取り付けます! 「早く、エンジンを始動して!排気漏れテストした〜い!」 そんな気持ちを、押し殺しながら、インタークーラー、ラジエーター、バッテリーなどの小物?を順次取り付けて行きます。 唯一、付けにくかったのが、キャニスターのステー。 ラジエーター取り付け前に、忘れずに付けておきましょう!!! ラジエーター取り付け後では、狭すぎて取り付けが面倒になりますよ〜。 |
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まずは、水の注入から! 水回りの点検(ホースバンド、ヒーターホースのバンドをチェック!)を済ませ、水を注入! LLCは、お店にある残りを少し分けてもらいました。 水がすべて抜けているので、結構な量が入ります! とりあえず、口元まで入れたら残りは、エンジンが始動してからですね。 次に、オイルの注入! オイルクーラの中身も空っぽですし、新しいオイルフィルターも使用しているので、かなりの量になることが予想されます! 一応、エンジンオイルは2缶(8L)用意しました! オイルジョッキに入れて、まずは1缶、4L入れてみます。 注入後、レベルゲージを見ると、3/4くらい入っているのがわかりました。 2缶目は控えめに、1L注入! レベルゲージ上では、満タン入っています! 少ないエンジンオイルで、エンジンが始動してしまうと、気分的によくないので、エンジン始動の儀式?をします! その儀式とは、 カム角センサーなどの配線を抜いて、エンジンが始動しないように細工してセルを回し、オイルランプの消灯を確認するのです! そうしないと、組みなおしたエンジンですから、オイルポンプにオイルがまったく入っていない状態でエンジンが始動した時に、オイルポンプにエアが噛んでしまい、油圧が掛からないこともあるようなのです。 もし、油圧が掛からなかったら、出来上がったばかりのエンジンをゴミにしてしまう可能性もありますからね! そんな最悪の事態を避けるには、エンジンを組んでいる段階で、 オイルポンプにオイルを少量入れておく必要があるのですよ〜。でも! すっかり忘れておりました!わはははは・・・。 ですので、 セルを回す段階で、ドキドキ感が体験できます!? カム角センサーのコネクターを引っこ抜き、キーON! 燃料ポンプの作動音確認はOK! そして、セルを回してみます! 「キュキュキュキュキュキュ〜!」 すると! オイルランプは消灯しました!あードキドキした・・・。 純正のラムコ3連メーターでも、確認できると思ったのですが、 電源をアクセサリーから取っているので、セルを回している間は、 電源が切れる! ので、セルを回している間の油圧は、純正ラムコのメーターでは確認できません・・・。 でも、油圧は掛かったようです!油圧ランプも消灯! エンジンの本番始動に備え、忘れずにカム角センサーコネクターも、接続します。 |
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そして、すべての準備を終えて、 エンジン始動の準備は整いました!!! お店の従業員の方も巻き込んで、エンジン始動の瞬間を見守ってくれているのです! ここは、一発で目覚めてくれないと、男が廃ります! 格好悪すぎますからね! 当然、エンジンキーをひねる大役?は、なべ自身の手で行います。 手伝ってくれた、Ammy氏、そして従業員の方々!応援していただいた方、知恵を頂いた方!本当にありがとう! 感謝の念を込めて、そして、キーを捻ります! |
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「キュルッ!キュキュキュキュキュキュキュキュキュ〜!」 ちょっとバッテリーの休憩。 現場に、イヤな空気が流れます・・・。 「キュキュキュキュキュキュ〜!」 「キュキュキュキュキュキュ〜!」 「キュキュキュキュキュキュ〜!」 「キュキュキュキュキュキュ〜!」 「キュキュキュキュキュキュ〜!」 「キュキュキュキュキュキュ〜!」 「キュキュキュキュキュキュ〜!」 「キュキュキュキュキュキュ〜!」 「キュキュキュキュキュキュ〜!」 「キュキュキュキュキュキュ〜!」 「キュキュキュキュキュキュ〜!」 「キュキュキュキュキュキュキュ・・・・・・・・・・。」 え〜っと、遊戯終了。 「ギャーはっはっは〜!」
笑えよ〜。 全開で笑えよ・・・。 |
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すぐさま、トラブルシューティング開始します。 コネクターの付け忘れ点検!センサーの取り付け!ヒューズの確認! すべてOK! 燃料系の確認はOK! プラグもびしょびしょに濡れています。 火花試験をすると、プラグに、 火花が飛んでいないことが判明! 集中的に、点火系統を調べるものの、手がかりはなし・・・。 ここ辺で、回りが暗くなってきたので、故障探求作業は終了。 次回は、徹底的に何が原因なのか、調べるつもりです!!! 自分で運転してきた車ですから、絶対、組み間違えとか、そんな人為的ミスがあるに違いありません! ダイアグノーシスを、暇つぶし程度で、調べてみると、12番を点滅! 整備書で確認すると、スタートSW信号系統!? なんで、エンジンの始動と関係あるの? セルなんて、ギュンギュン回っているのに・・・。 12番のトラブルコード例 またまた、訳の分からん故障コードを表示していますね。あてになりませんね・・・。 私、本人には深刻なダメージです。 今日は、普通電車に乗って帰りたい・・・。 そんな気分です。 愛車とのデートも、少し延期になりそうですね・・・。 でも! 次こそは、絶対始動させます!!! |
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