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GDBブロック移植チューン
7日目

リベンジします!

2004/08/17


困った!困った!
を連発している、日記を書いているので、たくさんの方からイロイロなアドバイスをメールでいただきました。
ありがとうございます!助かりました!
BBさん、SEN_hatさん、wallabyさん、OZ!さん、本当に感謝感謝です!!!

容積測定に便利なブツを買い足しに、今日は、朝から活動開始します!
目的のブツとは!

メスシリンダーと注射器です!
先日の日記で使っていた、2mlと、5mlのスポイトは、慣れないと扱いがちょっとも難しいです・・・。
やっぱり、測定工具は安いものではいけませんね!?

途中、工具店のアストロに寄って、便利そうな物を探しますが、あいにく注射器はなし・・・。
メスシリンダーはありましたが、200ccの物で、50cc位の量を測るには、誤差が多すぎそうで使えそうにありません。

次なる目的地は、東急ハンズ!
昔、ハンズをブラブラしていた時に、ビーカーやらフラスコやらが、売ってあったのを思い出したのですよ〜!
「もしかしたら、メスシリンダーも売っていたらいいなぁ〜」
と思ったのです。

早速ハンズに行って、目的のフロアーを見つけ出し、商品を探してみると、ありました!!!
いろんなサイズの、メスシリンダーと、注射器!、それにメスピベットまで!
測定に便利なものが揃っています。

ここで、買う物の組み合わせを考えます・・・。
メスピベットは、燃焼室測定にメジャーなツールですが、ガラス製で価格がやや高いので没。
注射器は、ガラス製も選べましたが、高いのと種類が少ないので止めました。メスシリンダーも、ガラス製が高いので、安物のプラスチック製にしておきます。
まぁ、こんな物を使うのは、今回が最初で最後かも知れませんしね!?
結局は、メスシリンダーはプラスチック製のMAX50ccを選んで、細かい測定用に2.5mlのプラスチック製の注射器とオプション?の注射針を買いました!
全部で、1050円です!

作業場所に到着すると、Ammy氏と談笑・・・。
暑いから日に当たりたくありません。
そして!、何もしていないのに昼ごはんとなります。
最近多いですね〜。パターン化されつつあります・・・。

昼食後は、眠たくならないうちに作業にかかります!
まずは、失敗の直接の原因と思われる、測定に使う油の製作!
いろいろ調べていると、やっぱり薄めずに使った、エンジンオイルが失敗の原因みたいです。
.
その測定油の作り方は!!!

1 オイラーに、エンジンオイルを半分くらい注ぎます。
2 オイラーの残った部分に灯油をナミナミ注ぎます。
3 多分?50:50ぐらいになっていると思われます。


しかし、混ぜてもないのに灯油とエンジンオイルは、よく混ざっています!
粘度の具合は、水のようにさらさらです。
これで、正確な測定間違いなし!?
でも、
「バルブシートから、漏れたりしないだろうか・・・。」
今月号の、CARBOY誌にも書いていたけど、
「バルブ外して、バルブの傘にワセリン塗る。」
とか、書いてるし・・・。
バルブ外すとなれば、俺様!?の事ですから、
「コッター飛ばして、砂利の中・・・。」
(忘れてはなりません!?ここは、青空の砂利の駐車場です!)
なんて事を、普通にしそうなので・・・。バルブは、外したくありませんね・・・。
今回の燃焼室測定の主役達です!
メスシリンダー50ml、注射器2.5ml
オイラー180ml、スポイト2ml&5ml
ブレーキクリーナーに、グリスです!
あれ?グリスは、写っていません・・・。

50:50のやわらかい測定油でも、
バルブシートからの漏れもありませんでした!
イイ当たりが、出ているようです。
とりあえず、一安心ですね。


早速、車のトランクからシリンダーヘッドを取り出し、スチールラックの作業台に斜めにヘッドを置きます!

燃焼室の周りに、グリスを塗ってガラス板を載せて密着させ、測定油を注ぎます。
前回チャレンジした方法は、5mlのスポイトにオイルを吸わせ、5mlづつ足して行き、最後に2mlのスポイドで調整する方法でしたが、誤差が多すぎたために測定方法を変更!!!

まず、メスシリンダーに、40mlの計量します。
そして、直接!
ガラス板の上部から燃焼室に注ぎます!
誤差が出ないように、しずくが垂れなくなるまで、メスシリンダーを保持して、残らず燃焼室に注ぎます!
後は、注射器で2.5ml計量し、ゆっくりと燃焼室に注ぎます。
この方法なら、多分?正確で?、恐らく?信用?できると思います。
ええ、そうです。信用するのです。
そう思い込む事にします!
使用5回目にして、溶け出すメモリ!
ブレーキクリーナーが手に残った状態で、
注射器を摘んだら、こうなりました・・・。
測定油も付いてしまって、収拾がつきません。
透明テープで保護しましたが、後の祭りでした。

こんな具合に作業しています。
こんな私でも、この時ばかりは真剣にやってます!?
真剣にしたら、
びっくりするくらい、時間が早く感じられますね。



でも、本当に時間が掛かります。
アホですね。一回測るのに、約10分強。
これだけで、半日が過ぎようとしています。
寄って来る蚊の大群を、ブレーキクリーナーで撲殺しながら!
作業は黙々と進行するのです。


 燃焼室周りに、グリス塗って〜♪
   ガラス置いて〜♪
     押さえつけて〜♪
       メスシリンダーで計量40mlして〜♪
         燃焼室に、直接注ぐ!しずくも忘れずに〜♪
           注射器で、2ml計量して注ぐ。それを2回して〜♪
        計量できたら、メモをする!!!
           スポイト差し込んで、測定油を抜いて〜♪
         何回も繰り返して、測定油の回収〜♪
       ガラスを取り除いて〜♪
     燃焼室をふき取って、グリスと測定油のお掃除♪
   仕上げは、ガラス&燃焼室を、ブレーキクリーナーでシュシュッとな!
 寄って来る蚊にも、シュシュッとな!


何度も、繰り返しです・・・。

途中、ブレーキクリーナー兼殺虫剤?に、注射器のメモリを犯されるトラブルを乗り越えて!
そして、弾き出された、
本当?の燃焼室容積は!!!


EJ20K燃焼室容積
単位cc
気筒\試行回数 1回目 2回目 3回目 4回目
1番 44.8 44.8 44.9
2番 44.3 *43.7 44.3 44.15
3番 44.75 44.7 44.7
4番 44.2 44.1 44.1

* 2番の2回目は、誤差が多いので測りなおしています。

しかし、2番と4番(左側ヘッド)って、面研で多く削ってない?

EJ207ピストンTOP容積
単位cc
気筒\試行回数 1回目 2回目 3回目
1番
ピストン記号 B
16.6 16.1 16.15
2番
ピストン記号 A
16.5 16.35 16.4
3番
ピストン記号 A
15.5 15.5 -
4番
ピストン記号 B
*17.8 *18.0 -

* 4番は、ガラス板が密着しなかったために液漏れ多数。
信用できないです。
今度ガスケットが抜けるとすれば、ココでしょう・・・。

お〜!
値が前よりは、揃っています!
これで、まともなガスケット厚が分かりそうです!

測定データーを自宅に持ち帰り、計算してみました!

シリンダー ストローク 75.00mm 1気筒 498.571cc
4気筒 1994.283cc
ボア 92.00mm
気筒数
ガスケット 厚さ 1.5mm 10.299cc
直径 93.5mm
その他 燃焼室面積 60cm2 14.842cc
ピストン容積 6.2cc
ピストン突き出し量 -1.3mm
(実測)
面研量 0.1mm -0.6cc
燃焼室 容積 44.5cc 適当な平均値です。
圧縮比 8.22 ちょっと高めですね。

この測定結果を、元に選び出した、ガスケット厚は!
EJ20K用の1.5mm厚です!

早速、注文しておきます!!!

ちなみに、その他の計算例は下記の通りです。
面研していなければ、圧縮比は!? 8.15
GDBの0.8mmガスケットを使って、0.1mm面研した場合は!? 8.77
ピストンの突き出し量などの、その他の部分を実測値を使わずに、
今回測ったピストンTOP容積を16ccとして
0.1mm面研で計算すると!?
8.10

前回の日記の測定値を参考に、GDBの0.8mmガスケットを注文していたら!?
高圧縮比のボルトオンターボ?仕様的な車が組みあがるところでした・・・。
危ない危ない・・・。

圧縮比の計算を間違えていたら、だれか指摘してください!多分、間違えていないと思いますが・・・。






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