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GDBブロック移植チューン
5日目

ガスケットの選択!

2004/08/08


関西地方を襲った、台風の直撃は、露天チューンのなべには痛すぎます!
やっぱり、エンジンは水が掛かってしまうと、いろんな所が錆びてきますのでね〜。
ちょっと、エンジンが心配だったのです。
「どうなっていることやら・・・。」

そんな事を考えながら、午前中に所用を済ませ、作業場所のAmmy氏の所へ昼過ぎから出勤します!

心配していた、エンジンの所へ行くと、グルグル巻きにしていたビニールの一部が飛ばされ、シリンダーに水溜りができ、見事に錆びています!
やっぱり、エンジンは屋根のあるところ保管しましょう!
強烈な風が吹いていたので、多少は仕方ないと思いましたが、ガレージに屋根は欲しい物ですね〜。

でも、軍手で錆を擦ってみると、軽い錆なので、簡単に落ちていきます。
これ以上に錆びないように、CRCを付けて指で擦って、錆落としをしておきました。
シリンダー内の錆びた跡は、模様のような形で残っていますが、(多分!?)大丈夫でしょう!
気になれば、ホーニングすればいいしね!?
細かいところでは、アイドルプーリー、テンショナー類が錆びています。
再び、このブロックが使われる事がありましたら、その辺は交換すると思いますので、
「まぁいっか〜。」
そんな、感じですね〜。
台風が去った後のEJ20K
見事に、錆が出てしまいました!わははは。
今から載せるEJ207ブロックじゃないし、まぁいっか〜!


EJ20Kのシリンダー内部の錆落しが終わったところで、本日の作業再開!
今日は、地面に転がしてある、EJ207をエンジンスタンドに掛けて、ヘッドを降ろしてピストンの状態を観察!
センサー類の移植作業をします!

錆も加わり?お疲れ様モードの、EJ20Kをエンジンクレーンで吊り上げ、サンドイッチブロックと、油温センサー付ドレンプラグを取り外します。
代わって、EJ207をエンジンクレーンで吊り上げて、エンジンスタンドで固定!ヘッドを取り外しに掛かります!
地面が砂利なので、スタンドと、クレーンのキャスターが転がらないので、ちょっとしたエンジンの移動にもかなり体力を使います。

今回ブロック流用の肝となる、EJ207のヘッドボルトを緩める寸前まで分解して、仮組みで組んでいるので、作業は簡単!
ものの30分くらいで、ヘッドボルトまでアクセスできました!

一番最初に、舐めかけたボルトを、一番最初に緩めます!
ブランドソケットですので、さらに舐めることはないと思うのですが、念の為ですね・・・。
気合一発!「パッキ〜ン!」
さすがは、ヘッドボルト緩め2回目!?
腰の入れ方もわかり、簡単に緩みました!!!
片側6本のヘッドボルトを緩めながら思ったのですが、地面がコンクリートや、アスファルトでは、エンジンスタンドがキャスターで動いてしまい、簡単に緩められないのでしょうね〜。
今日の作業は、Ammy氏が用事で外出中ですので、今日は一人で作業していますし、
ちょっとだけ、地面が砂利でよかった!と、思いました!

この辺で、デジカメを撮ろうとしたら!なんと、電池がお亡くなり状態!
内部の状態を記録することができませんでした・・・。情けない!
EJ207のヘッドも、まもなく降りたので、燃焼室を観察します!

ピストンTOPの状態は、カーボンてんこ盛り!?
見た目の圧縮比が高そうです。(笑)
ピストン本体のへこみ容積も少なそうです。(バルブリセス付)
燃焼室は、EJ20Kと比べると、EJ207がちょっと大きそうです。
ヘッドガスケットは、ノギスで0.8mmを計測!EJ20Kと比べてみるとかなり薄いです。
それもそのはず!
クランクを回転させて、ピストン位置を上死点に持っていっても、ブロック上面よりちょっとだけ下がった位置にピストンが居るのです!
その位置は、ノギスで−1.3mm程。
だから、ガスケットが薄いのですね!納得いきました・・・。

じゃあ、EJ20Kはどうなのよ?
ガスケットの厚みは、1.5mm
ブロックからピストンは、なんと!?0.2mmくらい飛び出ています!!!
燃焼室は、見た目でEJ207と比べると、EJ20Kが小さいような気がします。
ピストンTOPの凹み容積は、かなり多そう。(バルブリセスなし)
うむ〜・・・。
こりゃ〜、きっちり燃焼室の容積を測らないといけないかもです・・・。
EJ20Kのヘッドも、0.1mm面研しているしね〜。

ガスケット厚の悩みが、どっと増えました・・・。
誰か、指南してください!!!
お願いします。m(__)m

ここで悩んで手を止めても、仕方ないので、
どんどん小物を移植します!

ラジエーターアッパーホースにつながるアルミ鋳造の配管。
EJ20Kは、メーター用の水温センサーと、サーモスイッチの2コのセンサーですが、GDB用のEJ207は、サーモスイッチしか付いていないようです。
このパイプごと、まるまる移植!ブロックとの合わせ面も、ゴムパッキンですので手間要らずです!
クランク角センサーは、まったく同じ形状!
色違いなのですけど、余計な心配事を増やしたくないので、さくっと交換。
ノックセンサーも、まったくの同形状。これも、交換しておきます。

ブローバイガスのホースが、EJ207はクランクケースから生えているのに対して、EJ20Kは生えていません。
めくら蓋処理でもいいのですが、ブローバイホースはできるだけ生かしたいので、EJ207用のブローバイホースを使用。
もし、EJ20Kのインマニが乗らなければ、クランクケースのブローバイパイプは蓋をしなくちゃいけませんね〜。

今日の作業は、ここで終了!
ガスケットの選択と言う、難題を抱えてしまいました・・・。

純正のガスケットの厚みや、燃焼室の容積、ピストンTOPの凹み容積などの数値を調べているのですが、なかなかネット上にも出ていない情報ですね〜。

ピストンを、EJ20Kに変えれば、考える事なく、純正ガスケットで組んでいるのでしょうけど・・・。
高いしなぁ〜ピストンと、リングのセット・・・。

ショップ関係の方で、「ガスケット○mmで組んでいるよ〜」とか、
同じエンジンの仕様で、「私は○mmのガスケットです!」
って話がありましたら教えてください!!!
よろしくお願いします!





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