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更なるトラクションアップを目指して!

2004/01/03



インプレッサって4WDなんですけど、激しく走り始めたら、トラクションってあんまり掛からないですよね?
なべの愛車、GC8のD型STI3の話ですが、DCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)をフリーにして、(前後機械式LSD装着済み)サーキットのタイトコーナーの立ち上がりで全開にすると、
ズルズル〜っと尻が出ます。(笑)

それはそれで楽しい?のですが、サーキット走ってタイムを気にしだすと、こんな動きじゃアクセルを踏みたくても踏めなくなってしまいます。
なべが走っているセントラルサーキットでは、裏のS字コーナーや、1コーナ〜2コーナーにかけて、トンネル手前の左コーナーもそうなんですが、
もっと早く!アクセルを踏めるはずなんです!
備北サーキットでも、FRに比べれば格段に速いタイトコーナーからの立ち上がりも!
「もうちょっとタイヤが食えば速いのに・・・。」
なんて、走るたびに思っていました。

それに!
日産系のFR車の走り屋なら標準装備?の、ブッシュに挟み込む金属カラーっていうのが、インプレッサには最近までありませんでした。(知らなかっただけ?)
某峠で体験したのですが、180SXに乗っているYTKさんの車は、FRとは思えないびっくり仰天のトラクションを発揮しています。
でも、「金属製のメンバーブッシュは、異音が出そう・・・。」と思っていたら、いいもの見つけました!

AVO製の、Tメンバーブッシュです!
ついでに、サブフレームロックボルトと、ステアリングシャフトブッシュと言う物も、某オークションで購入しました!

年末のクソ忙しい時なのに、作業開始です!
Tマウントブッシュ サブフレームロックボルト ステアリングシャフトブッシュ

この3点が、今回購入したものです。

それぞれには、A4用紙1枚の説明書が添付されています。
説明は簡単なもので、難しいことはありません。
Tマウントブッシュには、異音防止に専用グリスが付いています。
当然かも知れませんが、うれしい配慮ですよね。
急ぎ足ですが、一気に装着からインプレまで解説?しますよ!


☆Tマウントブッシュの取り付け!☆
とりあえず、リアデフをジャッキアップして、作業事故防止の為に、リジットラックを用意してください!
サイドシル部分のジャッキアップポイントにリジットラックを入れると、リジットラックが邪魔で作業ができませんので、トレーリングアームの根元に入れました。

取り付けてある、17ミリのソケットを外します。
締め付けトルクも緩そうでした。なべは横着して、大活躍中の充電インパクトレンチで緩めました。
横の12ミリのボルト2本も外します。

そして、ブッシュを挟み込み、締め付けたら完成です。
これくらい
なぜか、コレだけ縦の写真・・・。
分解前です!
とりあえず、ボルトを外すとこんな状態です。 付属のグリスを塗っておきます。
ほどほどでいいでしょう!
車種によっては、爪が出ています。
説明書にも書いていました。
出てたら潰せとばかりに殴ります。
軟弱ですので、すぐに平らにできます。
とりあえず、仮付け?です。
あとは締めこむだけです!
最終的にはこの形です!
あと反対側もですね〜。

装着は本当に簡単です!
ガレージジャッキと馬があれば、誰でも出来るのではないでしょうか?
ジャッキアアップできたら、両方で30分くらいでできますよ〜。案外、すんなり作業できたので驚きです。




☆サブフレームロックボルト取り付け!☆

次に挑戦したのは、サブフレームロックボルト!
コイツは、位置調整?の為に開いている、ねじ山付きの穴を利用した、サブフレームの追加ボルトのような物です。
ブッシュが入っていないので、ヨレヨレ感がなくなるとの話です。
取り付けるには、リアメンバーが止まっている4本のボルトを緩めて、ロックボルトを締め込み位置出しの作業しないといけません。
説明書にもそのように明記されています。

こいつも基本的には、締めるだけなんですが、締め付けトルクが半端じゃありません。
締め付けトルク、90Nm・・・。(約9kgf・m)の高トルクです。

しかも、きっちりやるには、メンバーのボルト4本を緩めなくてはなりません。
メンバーの4本のボルトは、固着しており、寝転がった姿勢で緩めるのは不可能だと思います。
インパクトは、ラテラルリンクが邪魔しており入りません。
ナックル下側のボルトを外してラテラルリンクをフリーにしておいて、マフラーを外せばインパクトの使用は可能ですが、
面倒臭い!
この一言で却下されます。(笑)
また今度、デフを降ろす時に、一緒にちゃんとやります。
右側ボルトの装着後です。
左側ボルトです。
電動インパクト使用の図です。


ラテラルリンクとマフラーをはずさなけりゃ、5分で完了!きっちり外して完璧な作業でも、1時間あればできるでしょう!
ねじ山の中に、塗料が入っていて、ボルトは渋めです。インパクトなしでは、結構疲れると思いますよ〜。
「説明書には、ネジ山にグリス等を塗布してください。」とありました。
なべは、忘れていました・・・。わははははは。
それと、締め付けトルクなんですが、そんなのは考えずに、
インパクトで、バリバリッ・・・!?
多分?OKでしょう。皆さんはきっちりしてくださいね!!!?



☆ステアリングシャフトブッシュ!の取り付け!
今度は前側をジャッキアップして、リジットラックで固定します。
アンダーカバー装着車は、アンダーカバーを外しておきます。

さて、問題です。
Q 下の写真の中で、ステアリングシャフトブッシュは、どこについているでしょうか?

A 「えっ?ステアリングシャフトって、どれですか?」
そんな貴方は、人に任せましょう。(笑)
その方が懸命です!
これが、ラックブッシュです。

反対側です。

ブラケットをめくって、ブッシュを剥ぎ取っています。
取り外した穴あきラックブッシュ。
こんな所にも、劣化が進行しています。
交換してみました。
こっちは簡単ですが・・・。
四角いほうのブッシュは大変!
抜きすぎると大変な事になります!


簡単そうなのですが、ステアリングシャフトにはパワステの配管があったりするので、あまり自由がききません。
ギアボックス本体をクロスメンバーに固定している4本の14mm頭のボルトを外し、ブラケットを外します。
助手席側はこれで交換可能ですが、運転席側は潤滑油を塗ることにより何とか抜けて入れることが出来ます。
 
ただし、運転席側を確実に作業するのであれば、ステアリングシャフトとの連結部のユニバーサルジョイントのギアボックス側の12mmボルトを抜いて、ギアボックスを下にずらしてください!
この際に絶対に本体をユニバーサルから引き抜かないようにしてください!
ハンドルのセンターがずれてしまいます!
ここまでしなくても左右のブラケットを外して、潤滑油を塗れば隙間から強引に入れることもできそうな感じです。

ここで、何かを期待した人もいるんじゃないですか?
言っておきますが、なべは、大丈夫でしたよ。(笑)
もう、笑えないような失敗はしたくないです!(^^ゞ
そこが、「なべ!」っと言う話もありますが・・・。


ここまで終わって、さぁ!試乗です!!!

同時に部品装着したので、全部合わせたインプレッションですので、あしからず。

まず、ハンドリングの違い!
穴の開いたステアリングブッシュから交換すれば、誰でも体感できる違いがあると思います!
そして!リアのグニョグニョ感が解消!
サブフレームロックボルトの効果なんでしょうか?
細かいコーナーの連続が楽しい・・・。いままでグニョグニョしていたのが、部品交換して初めてわかりました!
最後に!トラクションの向上!
信号のある交差点での、サイドターン180度を何度も敢行!?
大人気ないっすか?(笑)
タイヤは、225/45/16のブリジストンポテンザGVを使っていますが、
タイヤの食い方が、RE−01?になったような感じと言えば伝わるでしょうか?
なんせ、気持ちよく決まっていたサイドターンが、かっこ悪くなりました・・・。
アクセルONで、ケツが出ない・・・!
それくらい変わります!
サイドによるきっかけ後、アクセルあおり気味でクラッチをつなげますが、そのときの妙な振動も、やや解消しました!

サーキット走るときは、恐らくセッティングの小変更もしなくちゃいけませんね〜。
デメリットとなりそうな事は、ギア系のノイズがちょっとするくらいでしょうか?
機械式LSDを入れて「ゴキゴキ!」言わせてる人なら、それくらいなら大丈夫ですよね。
メタルクラッチで、ジャダーが出ていても平気な人も合格?です。
走行中の異音、振動音も、特になしでしたよ!

最近、増殖中のFRインプレッサにもいいかもしれませんね!
サーキットシーズンが待ち遠しいですね〜!
ちょっと楽しみです!




そうそう。褒めちぎっていますが、回し者ではないですよ〜。(笑)
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