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ついに!タービンサポートパイプ交換!
(ビビリ音ともおさらばです!笑)
2002/12/12


やっと、交換できました!
あの恨めしい、3000RPM〜8000RPMまで、ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜っとビビッていた遮熱板の音とも、
これでおさらば出来ます!
サポートパイプは、ゼロスポーツよりちょっと安かった、筋金君でおなじみのカーステーションマルシェから購入しました。

交換は、ボルトナットの焼きつきトラブルの可能性もあることから、ブーストアップ&コンピュータチューンでお世話になった、
近所にある、いつものショップでお願いします。
作業担当はH元さんです。

前置きなんですが、
インプレッサのタービンサポートパイプって何???
ってあなたに、このパイプは何者なのかということを、説明しておきます。

インプレッサは、ご存知のように水平対抗エンジンという、特殊なレイアウトを持つエンジンです。
V型エンジンのバンクが、180度になったものと考えれば、想像しやすいかもしれません。(本当はちょっと違うのですが。)
シリンダーが横に寝ているので、上側が吸気。下側が排気側になります。
別に、NAのインプレッサは、そのまま、排気管が後ろで集合してるので、シンプルなのですが、
シングルターボのインプレッサは、タービンがブレーキマスターの前付近にあるので、とてつもなく長いエキマニ(エキゾーストマニホールド)になります。
そんな複雑なつくりのエキマニなので純正エキマニは分割式になっています。
各シリンダーから排気されて集合した部分にフランジがあり、ちょうどそこまではHKS製エキマニに交換したのですが、排気が集合してからタービンまでの間が、純正のしょぼいパイプのままだったのですよ。
純正パイプなので、ごっつい遮熱板が付いていたのですが、それが割れてパイプの周りをぐるぐる回りながら、いやなビビリ音を出していたので、ずーっと前から交換したかったのです!
それに、純正のタービンサポートパイプは、本当に内径が細いらしいのです!
これのパーツを交換することで、
全域で
トルクアップできそうだし、ビビリ音の撲滅も出来るので、一挙両得ですな!


預けていたショップで、作業予定が遅れて納車が1日遅れになることがわかり、ちょうど休みだったので用事の合間に作業見学に行きました!

作業の様子は、さすがは、ショップですな!
難なくフロントパイプは外され、エキマニもそれからすぐに外されて、以外に簡単そう。
ボルトナットのトラブルなんて、ひとつもありません。
「これなら、自分で出来たかも・・・。」って言うくらい簡単そうです。(リフトを使っての話ですが・・・。)

ついに、ビビリ音の根源!純正の遮熱板割れ割れパイプと対面です!
っと思ったら、遮熱板がエンジンとメンバーの間に引っかかって出てきません。
どうやって抜くのかな?
なんて考えてると、さすがはH元さん!すかさず、エンジンマウントのネジを緩め、ジャッキでエンジンを持ち上げて隙間を作り、難なく純正パイプの取り出しに成功です!


錆で汚い純正のサポートパイプ


タービン側の溶接はがれ


エキマニ側の溶接はがれ


細いエキマニ側パイプ入り口
ちょっと排気漏れ跡もありです。


交換したマルシェのサポートパイプ


作業現場にデジカメを持って行ってなかったのが、本当に悔やまれます!

上段の写真の遮熱板は、本当にぼろぼろ。
遮熱板をゆすると、運転席で聞き覚えのある、イヤなガラ音がします。

左下の写真ですが、HKS製のエキマニとのサポートパイプの接触するフランジの面の一部が、丸く黒くカーボンが付いていますよね?そこは、段付きがあったとこだから、純正パイプで、かなり細くなってるのがわかると思います。


この前の日記で、ラジエーター下を這ってるエンジンハーネスが溶けているのを書いたと思いますが、
サポートパイプ交換のために、エキマニを外したのでさらに下回りを観察すると、もっといろんなことが!

そう。いろんな物が溶けてます。
笑うくらいに・・・。あははは。

     ↓↓↓★溶けたmonoリスト★↓↓↓
右のタイミングベルトカバー下側 チャコールキャニスターホース ラジエーターファンコネクター
ラジエータードレンキャップ エンジンハーネス 純正のアンダーカバー

これは別件ですが、フロントパイプに刺さっている、O2センサーのコネクターも溶けて分離できませんでした。

こんなに溶けまくってるのに、対策せずには元に戻せないので、エキマニに、中途半端にしか巻いてなかった耐熱バンテージを、しっかり巻いてもらうことにしましたよ。

これで、どこまで持つのやら・・・。
これを読んでる皆さんはエキマニを付けたら、遮熱対策をしっかりやりましょう!
ハーネスが溶けて、交換になったらえらいことになりますよ!
走行中にエンジンストップしますからね!

それと、オイルクーラーのサンドイッチブロックから、オイルの滲み?漏れ?を発見!
ラジエーターロアホースに、クーラント漏れも発見!
本当に、次々出てきますね〜。エンジンオイルも勝手に減ってるみたいだし・・・。
OH時期が近いのかもしれませんね。
先が思いやられますよ。本当に・・・。


そして、いろいろ難儀はあったものの、無事にサポートパイプをが付きました!
そして、サポートパイプをタービン側で固定後、HKSエキマニを取り付けると、

H元さん     「・・・。サポートパイプと、エキマニの間が、
1cmほど足らないっす。

おいら      「うそー!」     
H元さん    「ほんまほんま。でも、無理やりにでも、つけなしょうがないな。」
おいら      「じゃあ、お願いします!」

純正のボルトじゃ、長さが足らなくてナットに届かないから、新しいボルトでとりあえず締め付けてみます。

H元さん     「お!?パイプが伸びてきた。」
おいら       「???」
H元さん     「蛇腹の部分が伸びてきたのやろうな。」
おいら       「なるほど!」

うーん。うまいこと出来てますなー。感心(安心?)しましたよ!


補記類をすべて取り付けが終わり、ついに試乗です!

とりあえず、エンジンを点火させて、エキマニに新たに巻いたバンテージに熱を入れます。
アイドリングを30分くらいでしょうか?もうそろそろいいかなと思い、走らせてみると、
出るわ出るわ!大量の煙!
思わず、路肩に止めてボンネット開けて点検しましたよ!
やっぱり、バンンテージから出てる煙だったのですが、本当に車が燃えるかと思いました。


そして、試乗の結果は!

笑が止まらないほどの中〜高回転の加速感!
比べ物にならない、ブーストの立ち上がりの速さ!
街乗りの回転域でも、感じれる低速トルクアップ!
サイレンサー付きでも、
付いていないような加速!
そして!
ビビリ音の撲滅!


本当に効果大有りです!いいことずくめです!
これだけ、エンジン特性が低速も使えるようになれば、ブーストアップでも、
そこそこ、タイムリーダーのあきさんの駆るランエボ6にもついて行くことができるでしょう!
しかし、現在、チューニング資金もほとんど底をついてしまったので、しばらくは現状維持ですかね〜。

これからも、ちょこちょこといじっていきますので、
今後のサーキットでの暴れっぷりに期待してくださいね!
待ってろ!ランエボ6のあきさん!
ノーマルタービンで、追い掛け回すからね!





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