備北サーキット走行会

2002/08/03


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久しぶりに本気モードでの走行会です。
これだけ、お金を使ってデートする時間を割いて、彼女にブーブー言われながら、車をセットアップしてきたのに、苦労が報われないのなら、本当に無駄!な時間です。
でも、自分なりにがんばって成果は残せたつもりです!


当日朝、4時に起床。
4時半に走行会を見学したいと言う、弟の友人T田君を乗せ、自宅を出発!
前回の日記に書いていたように、そのサーキットは、猛暑で日陰を奪取しないと干からびること間違いなしの場所。
日陰PITを奪取するためだけに、走行開始2時間前に到着しようとすると、どうしてもこの時間になってしまうのです。
その後、180SXに乗る、Y口さんと、N島さんと合流。一路、備北を目指します。

赤色の180SXに乗るY口さんとN島さんは、ドリフトクラスで参戦。
Y口さんは、今日この日のために、ブーストアップのリセッティングと、インジェクターの交換、カムスプロケ交換して、バルタイまで調整している、本気モード全開!ドリフト用タイヤ3セット持参!
N島さんは、やはり、この日のために、GTウイングを購入、取り付け。やっぱり、本気なのです。こちらドリフト用タイヤは4セットも持参。
なべも、負けてはいられませんよ!

途中、サーキット場500M手前の上り坂で、それらしいシルビアが、坂の上から降りてくるのです!
それまで、どこのSAでも、手前にあるコンビニでも、走り屋らしき車がいなかったので、日陰PITは楽勝と思っていたのに、頭の中がカーッとして、「もう、影はないのか!」と焦ります!
そして、備北サーキットの門に7時10分ごろ到着!
入場料を払い、中に入ると!
「やったー!日陰をGET!」
先にいたのは2台だけでした。
これで、今日最初の目標達成です!
それから、ちんたらと2時間かけて、走行準備しましたよ。

そして、今日の宿敵登場!
前回のタイムアタック優勝者のインプレッサ STiV RA ジムカーナ仕様です。
そして、走行会スタート!

まずは、205/50/16のRE-01で、走行開始!
Sタイヤを履きなれると、どうしてもショルダーのよれる感覚が強く、曲がらないので1回の枠で、ラジアルは終了。
ラップタイムは、55秒フラットだったそうです。
そして、本気タイヤ!ムダ金の塊!ケシゴムタイヤ!に履き替え、走行開始!
初めての走行で、あっさりベストラップを更新!タイムは52秒代まで、伸びました。
そこからを、基準にコツコツと、エア圧調整、減衰力調整などを行い、タイムアタックに備えます。
そして、今日の宿敵ジムカーナインプはと言うと、なんか、余裕♪なんです。
「あんな、おっちゃんに負けてたまるかぁ!」(失礼)
って、がむしゃらに走りこんでました。
おっちゃんは、余裕をかましていて、コースインしても、「絶対2周しかしない!」のです。
「タイヤは、ジムカーナ用か・・・。」なんて、思いながら、コースインしたおっちゃんを待ち伏せてから、後ろから迎撃しようとコースイン。
そうすると、こちらに気が付いたのか、すぐに、ハザードをつけて先を譲ってくれるのです。
「その気なら、こっちがちぎったちぎったるわい!」
って感じで先行。後ろから、オッチャンが迫るけど、タイヤがすぐにタレたのか、1周しかついて来ず、コースアウト。
この時の感触では、「結構行けそう!」なんて、思ったのですが、友達におっちゃんのラップタイムを聞くと、なんと!
「50秒を切っているの!?」
走りの見た目は、ただ、スムーズな走りやなーって思うくらいなのですが、「なんせ、速い!」
こちらも、燃えてきます!

そして、ドリフトコンテストがあった後、タイムアタック!
順番は、車種ごとにまとめられ、なんと!?おっちゃんの前。
おっちゃんも、気合がはいっているのか、園芸用の散水機で、ラジエータとエンジンとタイヤ、サスなどを冷却中。
おいらも負けずに、インタークーラーに水かけっぱなしにして、燃料タンクに、KUREのオクタンブースターを注入!

そして、スタート!
おっちゃんのラップタイムを超えるべく、6500回転でクラッチミートスタート!
そしたら、タイヤが太くなっていたので、ややストール気味にスタート。
方式は、コントロールタワー?前のスタートラインから合図でスタート。そして、2周でゴール。その2周のタイムで競います。
タイヤがぬくもっていないのか、1周目はアンダー気味で、2周目はよく曲がるようになるものの、なぜか、終始エンジンの回り方も悪い・・・。
なんて、思っていたら、なんと!
「あ。エアコンついてるやんけー!」
そして、ゴール。
終了。
ヘルメットかぶって、窓を閉め切って、順番待ちをしていた私は、何を思ったのか暑さに負けて、エアコンをONにしていて、そのまま走り始めたのです・・・。反省。
タイムは、1分46秒5
そしておっちゃんは、1分42秒代・・・。
完敗でした。
自分のタイムも、なかなか立派で、フル軽量のインテグラRや、オーバーフェンダー&タービン交換のS13を2秒以上もちぎったのに、おっちゃんには、4秒近くもブッちぎられるなんて・・・。かなりショックですわ。


その後、なかなか車を見せてくれなかったおっちゃんの車を見学。
「この後!とんでもない事実が発覚!」(ガチンコ風に。笑)
なんと、このインプレッサ STIV RA もともと、全日本ジムカーナに出ていた、チャンピオンの車なんだそうです!
仕様を聞くと、


車重は、1140kg!!!    (おいらの車は、車検証で 1270kg)
タイヤは、225/50/15  D01Jのジムカーナ用 (本番は、245/40/17)
ボデイは、 スポット増し&フル軽量、サイドシルにステンレス板リベット止め。
(内装なし、アンダーコート剥がし、シートもFRPフルバケット、11AHのバイク用バッテリー取り付け位置も変更、なんかの流用軽量スターターモーター、ほか、いろいろ。でも、ロールゲージはなし。
前、後、機械式LSD装着。
センターデフは、STI製、商品に存在しない特別製のビスカスLSD
なんか、異様に太いドライブシャフト。(これもどっかの、特注品)
そして!究極に秘密のボアアップ2.12L化
レガシー2.5Lのクランクシャフト、戸田レーシングコンロッド、オーバーサイズピストン
なんせ、ないしょのコンピュータ、自作の極端にうるさいマフラー
低回転域から使える、A/Rの小さいレガシー用タービン


なんと、おっちゃんのインプは、このエンジンに適切なタービンを組むだけで、400馬力が狙えるような、見た目かなり普通のチューニングカーだったのです!
この車を、120万円で売りたいとも言っていました。誰か買いますか???エアコンないですけど・・・。


すべてのプログラムが終了となり、タイムアタックで2位となった私は、初めて、表彰台に!
賞品にナルデイークラシック (36パイのステアリング)、Tシャツ、ワックス、ワコーズのOILと見せかけて、OIL缶の貯金箱をGETしました。
そこで本来は、シャンパンを振り振りして、シュワーってするはずなのに、1位だけシャンパンで、2位、3位は、
「コ、コカ・コーラー!!!」まじっすか?
うそやろ。本当にするの?やめろよ・・・。やめろよ・・・。やめてくれよー!
って感じで、コカ・コーラを&シャンパンを浴びたので、こちらもコーラで応戦・・・。
着替えを持っていてよかったよ。ほんとに。


ドリフトのY口さんとN島さんは、ドリフトコンテストで入賞しなかったものの、楽しまれたご様子。
N島さんは、アンダーが出て、スポンジバリアとお友達になったものの、笑ってこう言いました。
「これで、片側だけオーバーフェンダーになったわ!」
あ、アナタは強い人です!


最後に、写真を文句も言わず、撮り続けてくれた、T田くん!ありがとうございました!
また、サーキット行こうね。

おっちゃんを倒すくらいのインプ乗りに、なりたいっす。



おちゃんのインプ
外見は普通。速そうに思えない。

何もないコクピット
異様にでかいオーディオスペースのブースト計

サイドシルのステンレス板補強

トランク内の全日本クラス補強






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